ワーク・ライフバランスについて考える

2009年7月13日 (月)

■ワーク・ライフバランスの認知度

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

最近はワークライフバランスという言葉が各方面で取り上げられるようになりました。
人材活用や育児支援、健康管理などの側面からも社会的な関心が高まり、その重要性がクローズアップされています。

でも、実際のところ、ワークライフバランスという言葉の認知度はどの程度なのでしょうか。

・・・なんと!以前からこのブログでもご紹介しているニフティさんが、調査してくださっていました♪

http://business.nifty.com/articles/balance/090708/index1.htm

結果は驚き・・・!
まだまだ私たちも頑張らねば!と決意を新たにする結果でした。

詳細はぜひページにアクセスしていただければと思うのですが、もうひとつ考えさせられた結果は「仕事に見合った評価・報酬が得られていない」と感じている人の多さ。
これではモチベーションもなかなか上がらず、企業力はもちろん、国の力にもつながっていかない気がします。

もちろん働いている側にも考え方を変えねばならないところもたくさんあると思います。
関係者がみんなWIN-WINな関係になるために、ワーク・ライフバランスがもっと有効に使えないか、今後も考えていきたいと思います!

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2009年7月 9日 (木)

■MR職での短時間勤務

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスを「人材流出」の食い止め施策として使う企業も増えてきています。

これまで離職率が高いといわれてきた製薬企業のMR職でも、昨今様々な働き方を企業としてサポートすることで、優秀な人材の離職を防ごうとする動きが見えてきています。

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■ファイザー、MR対象に短縮勤務制度を導入 人材のつなぎ留め狙う

米系製薬会社のファイザーは医薬情報担当者(MR)を対象に短縮勤務制度を導入した。
介護や育児のために労働時間を減らしたいというニーズがあったことから、本人の申請により柔軟に対応する。
医薬品のMRは転職が多いことから、優秀な人材のつなぎ留めを狙う。

新たに導入した「MR短縮勤務制度」は月に60時間まで勤務時間を短縮できる。
原則として午前11時から午後1時までがコアタイムとなるが、1日当たり3時間程度、勤務時間を減らすことができる。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/index.cfm?i=2009070209892b4
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業界によっては当たり前、になりつつある時間短縮勤務やフレックス制度ですが、仕事の内容によっては「お客様」「交渉相手」の勤務時間帯にあわさざるをえない、というところもあります。
思わず諦めてしまいそう・・・ですが、そんなときこそライフで様々な情報を得てみてください。

「すごく難しそうな業界」と思われているところでも、先進企業は必ずあります。
つまり、「できない理由を考える」のではなく、「可能にするために何ができるか」という思考こそが、ワーク・ライフバランス施策には必要なのです。

・・・言葉では簡単ですが、実際にはとても難しいですよね!
私もお客様の課題に対して、そんな姿勢でのぞんでいきたいと思います。

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2009年6月30日 (火)

■今年の夏休み休暇の日数は・・・

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

いよいよ明日から7月がスタートしますね!!
皆さんはもう夏休みの計画は立てられましたでしょうか?

旅行情報サイトのフォートラベルが行ったアンケート調査によると、2009年夏に連続してとれる休暇の日数は平均7.3日。
「5日」という回答が26.3%で最も多く、次いで「9日」が19.9%だったそうです。
夏休みに海外旅行へ出掛ける人は平均8.7日の休みをとりますが、国内旅行の場合は6.5日、帰省は6.7日となっています。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090626/1027353/

夏休みの過ごし方に関する質問では「海外旅行に出掛ける」との回答が30.0%で最も多く、次いで泊まりがけの「国内旅行」が21.1%。
「帰省」は7.4%、「日帰り旅行」は3.7%となりました。
「自宅中心で過ごす」は11.1%で、「予定が決まっていない」という人も23.9%いたそうです。

実は旅行の計画は年初にしっかり立てておくことがおすすめ!
というのも、家族や恋人との予定の調整に思いのほか時間がかかってしまったり、
先輩や上司が先に休みの設定をしてしまうと自分は出勤をしなければならなかったり。。。
ぜひ前もって予定を立ててみていただきたいですね!

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2009年6月26日 (金)

■コーチングとワーク・ライフバランス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

2008年度にうつ病などの心の病で269人が労災認定されたことが厚生労働省のまとめで分かりました。
これは過去最悪の数字です。
このうち未遂を含む自殺の認定は66人で、前年度より15人減ったものの、過去2番目に多かったとか。

集計によると、精神疾患による労災申請は927人で、認定された269人を年代別に見ると、30代が28%、20代と40代がともに26%。
自殺で認定された66人のうち、62名が男性で、年代別では50代が24人、40代が15人、30代が11人と続きます。

すべての世代にメンタルヘルスに悩む人が増えていることがわかります。

メンタルヘルスの問題とワーク・ライフバランスは相関性があるといわれていますが、メンタルヘルスの予防手段のひとつとしてのコーチングに最近注目が集まっているそうです。
特に「承認」というスキル・・・人を受け入れ、認めること・・・が大きく効果があるとか。

「承認」には2種類あるそうで、
(1)行動に対する承認
(2)存在に対する承認
この2つめの承認がビジネスの現場で軽視され続けているのでは、という専門家の指摘がありました。

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0906/19/news010_2.html

確かに目先のことにとらわれて、ついつい行動(成果)への承認はするけれども、存在そのものを認めるというプロセスを見失ってしまうこともあるように思います。

ワーク・ライフバランスは、すべての人に時間的な制約が発生する可能性があることを前提に、決められた時間内でいかに効率的に仕事をするか、ライフの出来事をワークに昇華するか、といった考え方。
ワークでも気持ちよく、心身ともに健康に過ごすことが大切になります、
そのためのひとつの実現手段として、コーチング、というのは面白いですね!
コーチングのスキル、奥深いですね!!

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2009年6月22日 (月)

■キャンドルナイトで考える「ワーク・ライフバランス」

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

東京は梅雨空が続いていますが、皆さんのお住いの場所はいかがでしょうか?

昨日は父の日、そして「キャンドルナイト」の日、でしたね。
活動に参加された方はいらっしゃいますでしょうか?

キャンドルナイトとは→http://www.candle-night.org/jp/index.html

去年までは正直あまり興味がなかったのですが、今年は少しやってみようかな・・・と思い、
いつもより電気を少なめにしてみました。
(本当は全部消さないといけないのですが・・・来年は娘も3歳、キャンドルでやってみよう!と思います)

煌々と電気がついている夜よりも、どことなくゆったりとして、スローな時間を過ごすことができました。
薄暗い中で、改めて「ワーク・ライフバランス」について考える中で、
(そんなときでもワーク・ライフバランスか!と突っ込まれそうですが・・・笑)

「働き方を変えること」と「地球にいいことをすること」は近いところにあるように感じました。

たとえば、
18時に会社を出ることで企業で消費する電力を減らすことができ、
家族でもしくは恋人と食事をとることで会話が増え精神的な安定を手に入れられて、
いつもよりも少し早く寝て早く起きる生活にかえることで自然の光をうまく利用することができるだけでなく、
脳の回転もよくなり効率があがる・・・

少しこじつけ、かもしれませんが、でもつながっているように思います。

ECO活動!なんていうとハードルが高い人も、
自分の働き方を少しだけ見直してみてはいかがでしょうか。
昼が長くなる夏からスタートするといいかもしれませんね!


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2009年6月17日 (水)

■もし16時に退社するとしたら・・・

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

突然ですが、みなさんはライフの時間をどんなふうに過ごしていますか?

こんな面白い記事を見つけました!

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導入している会社も!? 仕事が16時で終わったらその後どうする?

http://escala.jp/jyoshi/2009/06/16.html

年間労働時間が他国と比べて長いとも言われる日本。
アステラス製薬(東京都中央区)では今年4月から金曜日を「ファミリー・フライデー」と名付け、毎週午後4時退社を奨励しているそうです。
「週末の労働時間を短縮することで自由時間が増え、翌週からの作業効率をアップさせることも狙いのひとつ」(アステラス製薬・広報担当者)なのだとか。

もし、会社が午後4時退社だったら……。働く女子のみなさんは、何をしたいですか?
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結果はぜひサイトをご覧いただければと思うのですが、
最近では金曜日だけ15時退社、などユニークな取り組みをする企業が増えてきました。
金曜日が午前中で終わったら、3連休のようになりますからいろんな予定が立てられますね!

もちろん遊ぶ、ということだけでなく、仕事への気力をやしなう時間としても活用したいですね!

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2009年6月15日 (月)

■チャオ!東京ワークライフバランス推進企業ナビ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスコンサルタントをさせていただいておりますと、様々な事例を聞かれます。
確かに気になりますよね・・・!

ということで今日は東京都のワーク・ライフバランス推進企業を集めたデータベースのご紹介です。

「チャオ!東京ワークライフバランス推進企業ナビ」
http://www.wlbnavi-ciao.metro.tokyo.jp/

同じような働き方を目指す企業があるか、ぜひ探してみてください。

・・・ただ、事例はあくまでも事例。
実際に自分の会社・組織で同じようにやろうとしても難しいことが多いのです。
事例をどのようにアレンジしたらうまくいくか、オリジナルの施策にして進めていくことが重要です!

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2009年6月12日 (金)

■育児・介護休業法の改正

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ニュースでもご存じの方が多いかと思いますが、さきごろ、育児介護休業法の改正案が可決されました。

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厚労委 育児介護改正案を可決

仕事と子育てや介護の両立を支援するため、新たに事業主に対し、3歳までの子どもがいる従業員に1日6時間の短時間勤務制度を設けることなどを義務づける育児・介護休業法の改正案が、衆議院厚生労働委員会で一部修正のうえで、全会一致で可決されました。

育児・介護休業法の改正案は、新たに事業主に対し、3歳までの子どもがいる従業員に、1日6時間の短時間勤務制度を設けることや、従業員からの請求に応じて、所定外労働を免除する制度を設けることを義務づけています。
また介護が必要な家族がいる場合には、短期の休暇制度を設けるとしており、これらの法律に違反し、勧告に従わない企業については、企業名を公表するなどとしています。

12日の衆議院厚生労働委員会では、雇用情勢の悪化で、育児休暇を取得中に解雇されたりするケースが相次いでいるとして、企業名の公表などについては、法律の成立から1年以内となっている施行日を、3か月以内に前倒しする修正を行ったうえで、全会一致で可決されました。
育児・介護休業法の改正案は、来週、衆議院本会議で可決され、参議院に送られて今の国会で成立する見通しです。
http://www.nhk.or.jp/news/k10013601351000.html#
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報道を見ていると制度の趣旨をきちんと理解している人がどの程度いるのか・・・と悲しくなるときもありますが、
これから先、労働力人口が減少していくことは明らかで、目の前の従業員に気持ちよく働いてもらい高い価値を生み出してもらえるか、という視点を早い段階から持つ企業が、生き残っていくように思います。

重要法案がいくつもありますので、今後も国会の動きに目が離せません!

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2009年6月11日 (木)

■メンタル不全とワーク・ライフバランス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は少し残念なニュースです。

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自殺の動機、うつ病最多 30代が過去最悪、08年

 警察庁は5月14日、日本国内で昨年1年間に自殺した3万2249人のうち、原因・動機が遺書や関係者の話などから判明したのは2万3490人で、「うつ病」が動機の1つとなった人が6490人に上ることを明らかにした。詳細な動機の公表を始めた前年と同様、動機の中で最も多かった。

 全自殺者の年代別では中高年層の割合が依然高いものの、30代が4850人(前年比1・7%増)と過去最多となったことも分かった。

 動機には複数の要因が絡み昨秋以来の景気悪化との明確な関係は不明だが、自殺者の3万人超えが11年続く中、政府は公表データを基にさらなる対策を迫られそうだ。

 警察庁によると、2007年に改正された「自殺統計原票」は動機を約50項目に分類。「うつ病」の次に多かったのは「身体の病気」の5128人で、「多重債務」1733人、「その他の負債」1529人が続く。「いじめ」は前年より2人増えて16人で、このうち19歳以下は3人多い13人だった。

 年代別では、50代が6363人(9・7%減)と最も多い。今回から公表する70代は3697人(5・4%減)、80歳以上は2361人(5・1%減)。30代とともに、20代が3438人(3・9%増)、19歳以下が611人(11・5%増)と若年層が目立って増えた。

 発生場所でみた都道府県別10万人当たり自殺者(自殺率)は、青木ケ原樹海を抱える山梨が41・1人で前年と同じく最悪となった。次いで青森の36・9人、秋田の36・6人。全体では25・3人だった。

http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051401000236.html
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5月に発表された数字ですので新聞などでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
自殺の原因・理由に昨今あがってきているのが「うつ病」。
実は30代に一番多い、というのをご存じでしょうか。

メンタルヘルス不全はワーク・ライフバランスとも非常に相関性があります。
・・・もう少し丁寧に説明すると、長時間労働の傾向がある人・職場ほど、メンタルヘルス不全を抱えているという統計が出ているのです。

夜遅くまで職場にいる、ということだけでなく、休日にも出勤して極端なプレッシャーに耐え続けなければならない。
家庭があったり守らなければならないものがある人ほど、そこから抜けられず、悪化してしまうそうです。

自殺には様々な理由があると思います。
でも、やはり減らしていかなければならない問題のはず。
自分にできることはなにか、と考えたら、やはり「働き方の見直し」をすることで、長時間残業の恒常化を解消していくお手伝いをしていきたい、そんなふうに思いました。

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2009年6月 8日 (月)

■日本人女性で初のIBM「フェロー」 

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

関東地方でもそろそろ梅雨入り、雨が続く季節がやってきました。
皆さんのお住いの地域ではいかがでしょうか?

今日はとても嬉しいニュースを目にしましたのでご紹介します!

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日本人女性で初のIBM「フェロー」 技術者の最高職位

【ニューヨーク=米州総局】
米IBMは、同社の技術者の最高職位である「フェロー」を新たに8人選出し、日本IBMから東京基礎研究所の浅川智恵子さん(50)を任命したと発表した。
浅川さんは目が不自由な研究者で、視覚障害者の情報交換が容易になるシステム開発などに携わってきた。
米IBMのフェローとなった日本人は5人目で、女性は初めてという。

同氏は1980年代に点字翻訳システムの開発に携わったほか、インターネットを活用して視覚障害者の社会参加に道を開くプロジェクトにも取り組んできた。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/index.cfm?i=2009060411097b4
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同じ女性として、大先輩のご活躍は本当にいつも勇気づけられるのですが、さらにワーク・ライフバランスに携わるものとしてとてもパワーをいただいたのは、「ダイバーシティ」の実現という視点でみたときに、今回の素晴らしい人事で大きな動きがあるのでは、と思ったからです。

先端技術を活かしながら社会に役立つ仕組みを作られているということ、
ご自身の経験を存分に仕事に活かされていること、
その活躍が認められ企業でも高い評価を受けていること。

まさにダイバーシティ(多様性の受容)を示す人事、と思います。

外資系企業のIBM、以前からワーク・ライフバランスやダイバーシティについては非常に進んでいるとされていますが、非常にわかりやすいかたちで発信してくださいました。
この影響がよいかたちで日本企業にも広まっていけば・・・と思いますが、まだまだ道は半ば。
私たちもこうした動きに後押しされる形で、ワーク・ライフバランスやダイバーシティの重要性をお伝えしていきたいと思います。

雨模様のお天気ですが、このニュースからいただいたエネルギーで、今週も頑張ります!

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