« ■日本型ワークシェアリングの推進 | トップページ | ■父親とともに、我慢強く »

2009年3月23日 (月)

■男性の育児参加~海外の例をもとに~

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週金曜日(3月19日)にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で、父親の育児参画についての特集が組まれていました。
とても興味深い内容でしたので、トピックをご報告したいと思います。

「男性育児休業取得率」を世界各国で比べてみると、日本はわずかに1.6%。
ところがノルウェーやスウェーデンは、それぞれ89%、78%ととても高い数字になっています。
(これまでもご紹介してきましたね!)

実際には日本のパパさんたちも、育児にかかわりたい、と思っている人は多いようですが、本音は「夜も10時過ぎに帰るので子供と過ごす時間が少なくなってしまって・・・」「育児休業取得の希望を出したい人は多いが、行動に移せない・・・」というものが多いようです。

どうして海外と日本ではこんなにも差があるのか。
その拝啓には、国として推し進めている政策・制度に違いがあるのでは、と紹介されていました。

フランスでは、父親に対しても出産休暇があり、「父子手帳」なるものが渡されるそうです。
日本では「母子手帳」だけですが、よく考えたら、親になるのは母だけではなく父だってそうですよね。
出産休暇は生後4か月以内であれば2週間、母子とともに過ごせるというもので、育児休業とは別のもの。
あえて別ものにすることによって関心を高め、結果として取得率向上につながっているのではないでしょうか。
事実、この制度は02年に導入されて以来、70%の男性が利用しているそうです。

育児休業についても、日本は法定では1歳までしか取得できませんが、フランスでは3歳まで可能です。
そして1度取得すれば再申請できない日本に対して、フランスではそういった縛りはありません。

番組で「女性が子供か仕事かを選ばなくていいのが出生率向上のカギ」とあったのが非常に印象的でした。
今後日本が少子高齢化にきちんと立ち向かっていくためには、単純に女性の出生率を向上させればいい、という視点だけではなく、女性が働き続けるなど様々な選択肢をもち、よりよい形で子育てに「家族」として参加できる労働環境を醸成していくことが求められるのではないでしょうか。


|

« ■日本型ワークシェアリングの推進 | トップページ | ■父親とともに、我慢強く »