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2009年3月

2009年3月30日 (月)

■ダイバーシティとシングルマザーの活躍応援!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスと同じような考え方として、ダイバーシティという考え方にも注目が集まっています。
どちらかというと、「ダイバーシティの実現のためにはワーク・ライフバランスが必要」というロジックかな、というように考えていますが、どちらも今後の企業において必要不可欠な考え方であることにはかわりはありません。

ダイバーシティという考え方の詳細についてはまた今度、にさせていただいて、今回はダイバーシティの実現のひとつのやり方として、働くシングルマザーを応援する取り組みについて紹介したいと思います。

企業としても多様な価値観を企業の中で包含すべき時代になり、様々な経験を積んだ人材をどのように活かすか、が問われています。
そしてその実現には働く側の熱意、も欠かせないポイント。
シングルマザーを積極的に採用するある企業さんでは「働く意欲」が他の社員の何倍もシングルマザーには感じられる!とおっしゃっていました。
意欲高く優秀な人材をいかに確保していくか、は今後の企業の成長にとっては重要な戦略ですね。
そんななか、厚生労働省が主催で行う「平成21年度はたらく母子家庭応援企業表彰」についての発表がなされました。

詳細はこちら→http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=137345

今、厚労省では、母子家庭対策について、母子家庭等に対する(1)子育て・生活支援策、(2)就業支援策、(3)養育費の確保策、(4)経済的支援策の4本柱で総合的な自立支援策を実施しているところです。

母子家庭の経済状況の改善のためには、何よりも就業支援が重要となっていることから、今般、昨年度に続き、母子家庭の母の就業支援に積極的に取り組んでいる企業等の表彰を行うこととし、その候補機行頭の公募を行うとのこと!

ぜひ、働くシングルマザーを積極的に雇用している企業は応募してみてくださいね!

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2009年3月25日 (水)

■育休等を理由にした解雇について

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨年秋から不況の嵐が押し寄せていますが、その中で妊娠・出産、産前産後休業及び育児休業等の申出又は取得を理由とする解雇その他不利益な取扱いの増加が懸念されています。
こうした動きをうけ、厚生労働省から以下のような発表がされました。

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http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0316-2.html

世界的な金融危機の影響等により雇用情勢は急速に悪化しつつある。
こうした中で、妊娠・出産、産前産後休業及び育児休業等の申出又は取得を理由とする解雇その他不利益な取扱いの増加が懸念されるところである。
今般、平成20年度について、平成21年2月末までの状況を緊急に調査したところ、育児休業に係る不利益取扱いに関する労働者からの相談は、最近5年間増加傾向にあり、今年度に入ってからも増加傾向にある。
また、妊娠・出産等を理由とした不利益取扱いに関する労働者からの相談についても、最近5年間増加傾向にある。
こうした状況を踏まえ、今般、妊娠・出産、産前産後休業及び育児休業等の申出又は取得を理由とする解雇その他不利益取扱い事案について、各都道府県労働局長に対し、労働者からの相談への丁寧な対応、法違反の疑いのある事案についての迅速かつ厳正な対応、法違反を未然に防止するための周知徹底等に関する通達を発出し、これらの取組を徹底することとした。
併せて、事業主向けリーフレットを新たに作成し、事業主等に対する周知啓発に活用する。(以下省略)
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私たちの耳にも同様の動きが聞こえることもあります。
しかし、長期的な企業の存続だけでなく、新たな価値を創出していかねば生き残っていけないことを前提に考えると、安易に多様性をもつ従業員を排除することは経営戦略としてはたして正しいのか、疑問を持つこともあります。
こうした国としての動きをきちんとキャッチアップしつつ、判断していく必要があるように思います。


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2009年3月24日 (火)

■父親とともに、我慢強く

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日3月19日(金)の日本経済新聞にはワーク・ライフバランスの話題が満載でした。
今日はその第二弾!というわけで、厚生労働省の調査結果をご紹介したいと思います。

厚生労働省が18日に発表した「21世紀出生児縦断調査」によると、「1歳のときに休日に父親と過ごす時間が長い子供ほど5歳になった時点で我慢強く、落ち着いている」という結果が出てきたそうです。

調査は2001年生まれの子供約5万3千5百人の親を対象に毎年実施、州学前の第1~6回調査の間の経年変化を分析するため、すべての調査に応じた約3万5千7百人分を分析した結果だそうです。

調査そのものも非常にユニークだなぁ!とびっくりしましたが、その結果も面白いですね。
若干「父親の育児」に関するメッセージが注目されすぎているようにも思いますが、それでもこうした分析結果として、親としての父親(男性)の存在意義が明らかになったことは、ワーク・ライフバランスを進めるうえで(働き方の見直しを進めるうえで)、大きな後押しを受けているように感じます。

小さなお子さんがいらっしゃる父親の方はぜひ今日こそ早く帰ってお子さんと過ごす時間を持ってみてください。
少しお子さんが大きい方も、今からでも遅くないかもしれませんよ!!


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2009年3月23日 (月)

■男性の育児参加~海外の例をもとに~

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週金曜日(3月19日)にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で、父親の育児参画についての特集が組まれていました。
とても興味深い内容でしたので、トピックをご報告したいと思います。

「男性育児休業取得率」を世界各国で比べてみると、日本はわずかに1.6%。
ところがノルウェーやスウェーデンは、それぞれ89%、78%ととても高い数字になっています。
(これまでもご紹介してきましたね!)

実際には日本のパパさんたちも、育児にかかわりたい、と思っている人は多いようですが、本音は「夜も10時過ぎに帰るので子供と過ごす時間が少なくなってしまって・・・」「育児休業取得の希望を出したい人は多いが、行動に移せない・・・」というものが多いようです。

どうして海外と日本ではこんなにも差があるのか。
その拝啓には、国として推し進めている政策・制度に違いがあるのでは、と紹介されていました。

フランスでは、父親に対しても出産休暇があり、「父子手帳」なるものが渡されるそうです。
日本では「母子手帳」だけですが、よく考えたら、親になるのは母だけではなく父だってそうですよね。
出産休暇は生後4か月以内であれば2週間、母子とともに過ごせるというもので、育児休業とは別のもの。
あえて別ものにすることによって関心を高め、結果として取得率向上につながっているのではないでしょうか。
事実、この制度は02年に導入されて以来、70%の男性が利用しているそうです。

育児休業についても、日本は法定では1歳までしか取得できませんが、フランスでは3歳まで可能です。
そして1度取得すれば再申請できない日本に対して、フランスではそういった縛りはありません。

番組で「女性が子供か仕事かを選ばなくていいのが出生率向上のカギ」とあったのが非常に印象的でした。
今後日本が少子高齢化にきちんと立ち向かっていくためには、単純に女性の出生率を向上させればいい、という視点だけではなく、女性が働き続けるなど様々な選択肢をもち、よりよい形で子育てに「家族」として参加できる労働環境を醸成していくことが求められるのではないでしょうか。


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2009年3月19日 (木)

■日本型ワークシェアリングの推進

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今朝の日本経済新聞はいくつも注目すべき記事が掲載されていましたね!
ひとつずつご紹介できればと思います。

今日はやはりまず1面から。
「緊急雇用対策」として日本型ワークシェアリング促進に関する記事。

政府、日本経団連、連合の政労使三者が23日にも合意する緊急雇用対策の素案が明らかになったとして紹介されていました。
労使による日本型ワークシェアリング(仕事の分かち合い)の導入を支援するため、政府が雇用調整助成金を拡充することや、就職できない長期失業者に生活支援をすることなどが柱で、雇用をめぐる政労使の合意は7年ぶりだそうです。

素案では「労使は雇用維持に最大限の努力をおこなう」ことを確認、経営側に企業の社会的責任を認識することを求め、労働側にはコスト削減など経営基盤の維持・強化への協力を要請したものだそうです。
しかもそのうえで、政府が休業手当の一部を助成する雇用調整助成金を拡充するおとを明記しました。

労使による合意を前提として、休業や残業削減、出向などを組み合わせた「日本型ワークシェアリング」という枠組みを政府が支援することをうたっています。


たしかに「日本型」というのは大切な視点かもしれません。
それぞれの国の国民性、業務の特徴、仕事の進め方の特殊性などをよくよく考慮したうえで進めていくべき考え方だと思うからです。
そしてそこに政府が積極的に関与していく方向も、今後どのように展開していくのか楽しみなところです。
いずれにしても、こうした3者の合意が途中で消滅することなく、明確かつ具体的な成果が出るように、互いに協力しあうことが大切ではないでしょうか。

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2009年3月18日 (水)

■子連れハワイで耳寄り情報!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は耳寄りなお知らせです!

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[働くママの応援マガジン] bizmom (ベネッセコーポレーション刊) との共同開発プラン
『子どもの年齢別オススメ ハワイプラン』 発売について!
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㈱ジャルパック (本社: 東京都港区、社長: 高橋哲夫、資本金9億円 URL:http://www.jalpak.co.jp )では、このたび、[働くママの応援マガジン] 『bizmom 』(ビズマム)を刊行する株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセコーポレーション)、日本航空との共同開発による子どもと一緒に行くハワイ旅行、「350人のママの声から誕生! 子どもの年齢別オススメハワイプラン」を発売しましたのでお知らせします。

【商品コンセプト】 
ひとことで子どもと言っても、赤ちゃんと小学生では、行き先の選び方から、宿泊先、現地での過ごし方など選び方が全く異なってきます。
今回のツアーを企画するにあたり、子ども向け商品の開発や働くママのマーケティングで豊富なノウハウを持つベネッセコーポレーション、bizmom編集部では、子連れ海外旅行の体験あるママにアンケートや座談会を実施。
これまでの子連れ海外旅行の失敗談、良かったことなど多くの意見、要望をいただき、子どもの年齢別の発達度合いや特徴を考えツアープランを作成。
実際に読者モニターのご家族に体験参加いただきたくさんのママの意見をツアーに盛り込んだ「子どもの年齢別ツアー」を企画しました!

*当ツアー詳細は3月14日発売の『bizmom 2009年春号』で紹介されます!

往復はJALウェイズを利用。
機内ではベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)や、年齢に応じたベビーミール(*注)を事前予約でご用意します。また日本出発便は出発72時間前からインターネットで座席指定が可能!「Webチェックイン」              (*注)離乳食(0ヶ月~8ヶ月)、幼児食(9ヶ月~2歳未満)、チャイルドミール(2歳~)

◎子どもの年齢別の発育度合いを考え「0~2歳向け」、「3~5歳向け」、「6歳以上向けプラン」の3つのプランを発売!

★ 「0~2歳向けプラン」 赤ちゃんと一緒だから体調管理も考えて自由時間の多いプラン。宿泊はワイキキのベストロケーション、シェラトン・ワイキキ。バスタブやハンドシャワーなどお子さま向けの施設にこだわりました。

●滞在中あると便利なグッズをひとまとめにした「赤ちゃんパック」付き!(赤ちゃん用やわらかコンパクトエプロンやベビー用ハンガー、紙おむつ10枚セット、お尻拭き用ウエットティッシュ1パック等) 
●ベビーバギー無料レンタル 
●DVDプレーヤー無料レンタル!
●託児所「ポピンズ」の1時間無料体験
●宿泊ホテル内レストランでの毎朝食付き!

★ 「3~5歳向けプラン」 生き物に興味が芽生える年齢だから「ふれあい体験」プランを盛り込みました!広大なホテル内の動物たちから水槽レストランまで、生き物たちとの触れ合いをお楽しみください。

●イルカと触れ合う「ドルフィン・エンカウンター」プランまたは潜水艦に乗ってトロピカルフィッシュに出会う「アトランティス・プレミアム・サブマリン・ツアー」プランのどちらかを選べます。(2日目) 
●大きな水槽のある水族館レストラン「オーシャナリウム」でのディナー付き!(1日目)
●シーフードやお肉、お寿司など豊富なメニューが食べ放題のバイキングディナー付き!(2日目)
●託児所「ポピンズ」の1時間無料体験
●宿泊ホテル内レストランでの毎朝食付き!

★ 「6歳以上向けプラン」 大人と一緒に行動できる年齢だから「親子で一緒に体験プラン」!レストランでのバーベキューや親子での冒険カヤックなど、親子で一緒に楽しめる体験を盛り込みました。

●カタマラン(双胴型ヨット)でのセイリングやイルカの探索、スノーケリングを楽しめる「コオリナ・ドルフィン・スノーケル・セイル」プラン またはカヤックでハワイの海を冒険する「カイルア・カヤック・アドベンチャー・ツアー」プランのどちからを選べます。(2日目) 
●自分で焼くスタイルのバーベキューディナー付き!(1日目) 
●ファイヤーダンスで大興奮!「マジック・オブ・ポリネシア・ディナー・ショー」(2日目)
●宿泊ホテル内レストランでの毎朝食付き!

・出発日: 2009年4月1日~9月30日(毎日)  
・出発地: 成田・関空    
・発売日:3月12日(木)
・旅行代金例: 『子どもの年齢別オススメハワイプラン0~2歳向けプラン』
シェラトン・・ワイキキ(部屋指定なし)5日間 99,800円~245,800円(Yクラス/1部屋2・3名利用の場合)

●詳しくはホームページ:URL:http://www.jalpak.co.jp/hwi/familytravel/                       

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2009年3月16日 (月)

■計画年休のすすめ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

東京はいよいよ春らしくなってきており、日中は厚手のコートが暑いくらいの陽気になってきています。
皆さんがお過ごしの地域ではいかがでしょうか?

弊社は3月が年度末、ということで、来年度の計画などの確認を少しずつ行っているところです。
時々弊社でどのような制度や人材管理をしているのか、というご質問をいただくことがありますので、今日は少しだけご紹介したいと思います!

弊社は「計画年休」に取り組んでいます。
といっても、1年間びっしり計画を立てる、というわけではなく、連続休暇が取得できる時期、たとえばゴールデンウィークや夏休みなどの3か月前くらいに各スタッフに予定を確認します。
すでに予定のあるスタッフについては「ちゃんと有給を取得してえらい!」という賞賛の声とともに、優先的に休める権利が与えられます。
(つまり、あとから「やっぱりこの日に休みたい」といっても、前もって早く計画を立てていた人を優先する、というわけです。)

休暇をとりたいタイミングは人それぞれですよね。
ですので弊社では「必ずこのタイミングに休暇をかぶせて長期で休まねばならない」というような仕組みは設けておりません。
特に祝日などがないタイミングでも休むことができるように(有給なので当然の権利なのですが)意識づけしています。
でも、なかなかそういうことが難しい風土の会社では、まずは事前に有給取得の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
できれば個人で、ではなく、グループで、チームで、部で、という形で立ててみることをおすすめします。

年度が変わるタイミングは、なんとなく気分もすっきり変わるもの。
来年度の「ライフ」の予定もぜひ立ててみてくださいね!

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2009年3月12日 (木)

■就業時間後の居場所

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日、3月1日の日本経済新聞で面白い最近の動向が紹介されていました。
「エコノ探偵団」というシリーズ記事で、昨今の景況感から、働く方の残業時間が減っている、その減った時間はどこに?ということで「有料自習室」がテーマとして取り上げられていました。

会社としては「早く退社させたい」という危機感、
個人としては「次の仕事、キャリアのために自己研鑽していかねば」という危機感、があります。

会社の危機感は素早くあらわれ、残業削減の取組などが活発に行われていますね。
それをうけて、個人も早く帰れるようになった、ということで、生まれた時間を自らの研鑽に費やす人が増えているそうです。

たとえば、資格取得などの勉強も、自宅で勉強するより、カフェなどを選ぶ人も増えているとか。
確かに自宅だと家族やTVなどの誘惑が多く、集中するには程遠い環境かもしれません。

記事の中で紹介されていたのは、コクヨ株式会社さんが運営されている「DESK@」という仕組み。
15分単位でスペースや部屋が借りられ、インターネット環境なども完備されています。
日中のちょっとした空き時間にも活用できますが、最近は就業時間後に利用する人が増えているそうです。

調べたところ、土曜日は1日2700円でお席使い放題の「サタデーパス」サービスというサービスも実施中の様子!

自己研鑽する場所を探している方はぜひ確認してみてくださいね!

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2009年3月11日 (水)

■他者を受け入れる歴史がある

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日、沖縄県にお邪魔してワーク・ライフバランスの必要性についてお話させていただきました。
とても驚いたのは、女性たちのパワー!

先輩経営者の方々とお話させていただいたのですが、
どの方も何人も子供を育て、社員を育て、会社を育て、と何足ものわらじをはいていらっしゃいます。
豪快に笑い、表情豊かに話を聞いてくださり、とても印象的な方々ばかりでした。

特に印象に残ったのは、「沖縄は昔から他者を受け入れるということを積極的に行ってきた」ということ。
まさにワーク・ライフバランスでいう「多様性の受容」を歴史の中で身につけてきた土地だ、とおっしゃっていました。

これからの時代、本当に残っていく企業はそうした「他者を受け入れる」「違いを受け止める」といった広くて深い器量のある企業なのかもしれない。
そんなことを示唆いただいた、大変勉強になった時間でした。

土地によって個性もあり、でもワーク・ライフバランスについてはみなさん真剣に聞いてくださり、私もワーク・ライフバランスについてだけは先輩経営者の皆さんに負けないように頑張らねば、と思っております。

温かく迎えてくださった沖縄の皆様、ありがとうございました!

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2009年3月 9日 (月)

■宇宙飛行士の卵から学ぶ、積み重ねと前向きさ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は少しワーク・ライフバランスとは違うテーマですが、昨日のNHKスペシャルで「宇宙飛行士はこうして生まれた ~密着・最終選抜試験~」という番組が放映されていました。
ご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?

先日報道された2名の新宇宙飛行士の方のほかにも8名(全部で10名)の候補者がいらして、様々な選抜試験をくぐりぬけて最終的に2名が選ばれた、そのストーリーをまとめたものだったのですが、大変勇気をもらいました。

どの候補者も小さいころに抱いていた「夢」を自分の手でかなえるために様々な努力をしてきているだけでなく、同じ夢をもったいわば「同志」の人たちとともに様々なことを感じ、学び、成長されている姿に思わず涙してしまうほど…

特に印象的だったのは「今回だめだったら、またそれを乗り越える努力をする。そのことの繰り返しです」という趣旨のことをおっしゃっていた候補者の一言。
その方は最終選考で落選してしまわれたのですが、その報告を受けた際の一言がこれでした。
これまで積み重ねられてきた努力の大きさを感じましたし、何よりもそのポジティブな考え方に驚きました。

今自分の仕事を振り返ってみると、たとえばまだ経営者の意識が変わっていなくてワーク・ライフバランスが進みやすい環境がなく、歩みがスムーズに進まないクライアントさんもいれば、そもそも景気が悪くなる中で働く時間が必然的に減らされ、意欲も低下してしまっていてワーク・ライフバランスどころではない社内雰囲気になっているところもあったり、本当に様々な場面に直面するわけですが、ひとつひとつ疑問なり課題なりを解決していくことで一歩ずつ前に進むお手伝いをしていけたら、と思っています。

「宇宙に行く」という夢に比べたら、私たちコンサルタントの仕事は自分が望み、しっかりと勉強し、お客様から信頼いただくことでかなえやすい夢、なのかもしれません。
でも、「日本をワーク・ライフバランス化する」という夢をきちんとかなえるために、日々の努力を怠ってはならず、そして常に前向きな気持ちで取り組んでいこう、そんなパワーをもらった番組でした。

明日からもまた、皆さんにワーク・ライフバランスの大切さ、取り組む面白さをお伝えできればと思っております!

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2009年3月 5日 (木)

■この時期をどうとらえるか

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日のエントリーで日立製作所さんがワークシェアリングの導入を検討しはじめたことをお伝えしましたが、実は3月から実施しているところもあるのですよね。

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日産:ワークシェア全社で 事務部門も賃下げ

 日産自動車は3月に、雇用を維持するため従業員の就業時間を短縮し、給与を引き下げる「ワークシェアリング」を本格実施する方針を固めた。これまで生産現場の従業員のみが対象だった給与削減を伴う休日の設定を、事務部門にまで広げる。実質的な全社規模の賃下げといえる。

 本社の総務や営業などを含む事務部門の原則すべてが対象で、一斉に休むか、交代で休むかは労組との協議を経て決める。1人当たり月に数日の休日を設定し、休日1日当たりの基本給を最大2割程度削減する方向で検討している。

 日産は今月9日、09年3月期に連結営業赤字に転落するとの見通しを発表。ワークシェアリングを実施する意向を表明した。具体的な方法は3月末までに決めるとしていたが、景気後退に伴う業績悪化を踏まえて実施を早める。自動車業界ではマツダ、スズキでも生産減に伴い事務部門の休日設定をしているが、日産はより大規模にワークシェアリングと位置づけ実施する。

 日産は18日、労組から物価上昇などを理由とした1人当たり1万円の賃上げ要求(前年要求は7000円)を受け、春闘の個別交渉に入ったばかり。会社側は「会社をどうやって維持するかだ」(川口均常務)と賃下げも示唆している。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090221k0000m020154000c.html
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「賃下げ」ととらえるのか、「ワークシェアリング」ととらえるのか、とらえ方によってずいぶんと印象も変わるように思います。
こうした機会に、ワークシェアリングのそもそもの意義・目的を考えることも大切ですよね。
「景気の後退」からワーク・ライフバランスを否定的にとらえる企業も中にはありますが、この時�%9

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2009年3月 4日 (水)

■日本的ワークシェアリングのゆくえ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

本ブログでも何度かワークシェアリングについて触れてきましたが、いよいよ日本企業も本格的に検討する動きが出てきています。

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大手電機メーカーの日立製作所、ワークシェアリング導入の方向で組合側と協議

大手電機メーカーの「日立製作所」は、全社員を対象に、休業日を増やす、いわゆる「ワークシェアリング」を導入する方向で組合側と協議に入った。
日立製作所は、世界的な景気後退による業績の悪化から、全社員およそ4万人を対象に、4月から1年間、休業日を月に1日程度増やすことで、多くの雇用を確保する「ワークシェアリング」を導入する方針。
これにより、毎月3~5%の賃金引き下げに事実上踏み切ることになる。
日立製作所はワークシェアリングの導入で、収益改善を急ぐ考え。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00150566.html
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以前のブログでもご紹介したように、日本においてワークシェアリングを本格的に導入するためには、様々なハードルを乗り越えねばなりませんが、日立製作所さんのように日本を代表する企業が積極的に取り組むことで、「日本的ワークシェアリング」が新たに確立されるといいな、と思います。
弊社としてもより一層情報収集をしていきたいと思います。

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2009年3月 3日 (火)

■自己啓発やボランティアによる休職制度

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今朝3月3日の日本経済新聞朝刊一面に、キリンビールさんの休職制度について紹介されていましたね!

――――<以下抜粋>―――――――――
キリンビールは社員が最長三年間休職できる制度を導入した。
配偶者の転勤、留学など自己啓発、ボランティア活動の三目的に適用する。
休職中は無休だが、社会保険料を会社が全額負担する。
仕事と暮らしを両立しやすい仕組みを整え、有能な人材確保につなげる。(以下略)
―――――――――――――――――――

最近景気の悪化のニュースの中で、生産性向上や業務効率化についての話題には事欠きませんが、自己研鑽の機会を前向きに支援する記事が少なくなっており、残念だな・・・と感じていましたので、とても嬉しい記事!です。

特に今回の制度の特徴として、これまでであれば育児休業や介護休業を支援する制度が多かったのですが、ボランティアや自己啓発にも利用が認められている、という点。
企業としてもこれらの点が商品力や提案力といった企業力につながってくるという認識が進んでいることを示すもので、本来の「ワーク・ライフバランス」の意義を的確にとらえた制度だと思います。

本来の目的どおりに制度が活用され、こうした制度を導入した企業の企業力につながっているかどうか、今後も注目していきたいですね!

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2009年3月 2日 (月)

■ポイント制度、お好きですか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週末のブログで介護業界の工夫についてお伝えいたしましたが、今日も同じ記事(日本経済新聞2009年2月11日朝刊)に紹介されていた事例をみなさまにも共有いたします。

介護業界というと人材の定着が難しい、といったお声をよくうかがいます。
それでも工夫をかさねている企業さんもたくさん!

たとえば「福祉工房」という名称で介護サービスを手掛ける小俣昌彦事務所さん(山梨県)では、訪問介護のパート従業員に勤務時間に応じてポイントを付与する制度を取り入れているそうです。
ポイントはなんと!ハワイ旅行などと交換できるそうで、とても魅力的。
しかも「人材確保」という観点からみると、友人を従業員として紹介した場合にもポイントが付与されるのでとても有効です。

実はこのポイント付与制度、ワーク・ライフバランスを進めるうえでの工夫として取り入れている企業さんは結構あります。
たとえば、夜シフトを代わってあげた場合には、福利厚生などのポイントを倍付したり追加付与するといったかたちで、モチベーションアップに寄与しています。

ひとりひとりが自分の仕事に前向きになれるような仕掛けを組織として作っていくことは、これからどんな業界でも求められる手法ですよね!

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