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2009年2月26日 (木)

■これから海外企業と勝負する「ポイント」

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

皆さんは「日本でいちばん大切にしたい会社」をいう本をご覧になったことはありますでしょうか。
私が最近読んだ本の中では秀逸!といいますか、参考になるところだらけで、迷ったときにはこの本を開き、感動してまたやる気を出す!というサイクルを何度か繰り返しています!

この本を書かれた法政大学教授の坂本光司先生がある雑誌に書かれた記事を拝見していて、また新たな刺激をいただきました。

まさに「これからの日本企業は『価格』で勝負するのではなく、アイデアや仕事の進め方で勝負」ということをおっしゃっている記事でした。

坂本先生はこれから日本の企業(特に中小企業)が勝っていくためには、人件費などが安い中国・ベトナムなどの企業でも作れるようなものは作らないことが第一のポイントである、と指摘されています。
先生が取り上げられている事例を引用させていただくと、福井市にあるメッキ加工業を営む清川メッキ工業さんは海外に工場をお持ちでないそうです。
同社が他社と比べて何がすごいか、というと、なんと、不良品率がゼロなのだそうです!!
年間に約30億個個の製品のメッキ加工をされているそうなので、どのくらいすごい数字か、たやすくご想像いただけるかと思います。
同社に発注する企業のぽkは、医療器具メーカーなど完璧を要求する会社だそうで、メッキ加工にも高い品質が求められ、こうした要求にこたえられる企業は中国やベトナムにはまだ出てきていないそうです。
まさに「だからこそ、ここにお願いしたい」と思わせる技術があるわけですよね!

また、福島県いわき市にあるベアリングメーカーの竹内精工さんでは、多量製品はベトナムでつくり、少量や短納期の注文は日本でつくる、と切り分けているそうです。
そして少量や短納期の注文については、同社にお願いするしかない状況を作ることで、高めに価格設定をすることも実現しているそうです。
同様に、浜松市にある沢根スプリングさんは通信販売を行っているのですが、午後5時までに入った注文は、離党など一部地域を除いて翌日に配達する仕組みを作っていたりします。

坂本先生の記事を拝見して強く感じたのは、「独自性」「オリジナリティ」をどう高めていくか、ということがこれからの企業発展には必要である、ということです。
そしてその「独自性」「オリジナリティ」は、別に真新しい商品・サービスである必要はない、ということ。
お客様が「こんなことがあったらいいのに」「これができたら嬉しいのに」ということを実直に取り組んで、滞りなく進めていくことに「個性」が生まれてくるのだな、ということでした。
ワーク・ライフバランス的に申し上げるとすれば、この「こんなこと」や「これができたら」ということを探し出すために、きちんと市場を見たり、第三者からの意見を吸い上げる能力を高めることをライフの時間で進めていかねばならない、ということだと思います。

坂本先生は幾冊も本を出版されていますので、ぜひ皆さんもご覧ください!
私もしばらく坂本先生漬けになりそうです!(笑)


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