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2008年12月 8日 (月)

■日本版パパ・クォータ制

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日、男性の育児参加についてエントリーいたしましたが、今日はそれに関連した内容です。

このブログでも海外の事例をいくつか紹介してまいりました。
その中にノルウェーの「パパ・クォータ制」やスウェーデンの「パパ・ママ・クォータ制」といった、両親が育児休業を取得した場合にその期間が延長されるような制度を導入している例もお話してまいりました。
実はこれらの制度、10年以上も前に導入されており、一定の成果が上がって来ているようです。
そして、日本と同じく少子化に悩むドイツは07年に同様の制度を導入して、父親の育児参加率にもよい効果がみえてきています。

それに追随して、日本も今、厚生労働省が09年の通常国会提出を目指して審議会で日本版パパクォータ制(父親割当)制度を検討しているようです。
育児は割り当てられていやいや実施するものでもないでしょうから。、「割り当て」という表現はいまいちなのでは…と思うのですが、こういった制度を国として積極的に検討していただいているのは素晴らしいことなのでは、と思います。

どういった内容かというと、両親で育児休業を取得した場合、通常より2ヶ月長く休めるようにするもので、「パパ・ママ育休プラス」と名付けられました。
専業主婦を持つ男性の取得制限をなくし、妻の出産後8週間以内に休む「パパ休暇」を促進することも提言しているそうです。

1点、残念なのは、これを企業に義務づけるものではない、ということ。
推進力が思うように働かなければ効果も当然出てきませんので、法整備だけではなく、こうした制度に手をあげやすい社会の雰囲気作りと、手を挙げた人を受け入れる職場の風土作りが非常に重要になってくると思います。
実際に動き出すまでにはあと数年、それまでに「ワーク・ライフバランス」という考え方で、様々な意味で風通しのよい組織を増やしていかねば、と心を新たにした週末でした。

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