« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

2008年11月28日 (金)

■睡眠時間、足りていますか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

秋も深まり、もう冬?というほど肌寒い日々が続いていますね。
秋の夜長といいますが、今日は長い夜の時間に関係して、睡眠のお話を。

弊社とお付き合いのある方が10月31日(金)に開催された「仕事とメンタルヘルス2008シンポジウム」(日本経
済新聞社主催)を聴講され、大変興味深い情報を提供くださいました。

現代人の約5人に1人が不眠に悩んでいると言われており、その経済的損失は3.4兆円!ということなのです。
損失が出ているだろう、とは思っていましたが、まさか兆単位の金額になるとは…。
昨今では、企業でも社内研修に「睡眠教育」を導入しているところもあり、睡眠と仕事は密接に関係しているそうです。

(確かにデパートなどにいくと「よく眠れる枕」などがかなりの金額のもので販売されていたりしますよね)

シンポジウムでは睡眠時間「8時間以上」を推奨。
睡眠時間「6時間」と「8時間」では、睡眠に対する満足感は変わらないのですが、「8時間」の人の方が明らかに作業ミスが少ないそうです。

1つの作業ミスが積み重なっていくと、大変大きなロスになることもあります。
ミスなく仕事を進めていく、というのはビジネスパーソンの基本的なスキルでもありますよね(なかなか難しいですが…)。

睡眠が大切なのはどなたでも想像がつくかと思いますが、残業で睡眠時間が・・・という方も多いと思います。
ただ、人間の脳は起床から1~13時間の間が活性化しており、その後、低下することも紹介されていたそうです。
と考えると、7時に起床した場合、20時までが脳が活性化している時間ということになるわけですから、20時以降の仕事は脳が活性化していない状態で進めているということ。
まさに非効率な時間帯に時間だけかけている可能性が高いわけです。

やはり具体的な数字にすると衝撃が走りますね。
私も育児で細切れな睡眠しかとれないときもありますが、良質な眠りを追求して、効率をあげていきたいと思います!

|

2008年11月27日 (木)

■パンデミックとワーク・ライフバランス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日、気になる番組があったので久しぶりにテレビをみていました。
そのテーマは「パンデミック」。

新型インフルエンザイウイルスの世界的流行による大混乱、を指す言葉だそうです。
以前からこの「パンデミック」というキーワードは、ワーク・ライフバランスとも関連があるということで勉強しているつもりでした。
ただ、あまり現実味を感じられずにいたのも確かです。

ところが、具体的なデータをみてみると、大変なことになる・・・と背筋が寒くなりました。
たった1名感染者がいるだけで、1週間後には関東全域で爆発的に感染者が増えるそうです。
確かに満員電車で通勤する、というワークスタイルと、様々な施設を出入りするライフスタイルを考えると、あながちおおげさな数ではないだろうと思います。

もし、こういった状況になったとしたら・・・。

何よりも情報が錯乱し、正しい判断ができるのか、そして仕事ができるのか。
まず、外出禁止令が出るでしょうから、出勤するのは不可能になるわけです。
そうなると、自分が席にいなくてもお客様に迷惑がかからないようにしなくてはならなくなります。
(大混乱になってしまったら、仕事どころではなくなるだろうと思いますが、
その一歩手前で防ぐために様々な機関が尽力してくださっていることを前向きに考えさせていただいています。)

この状態は、まさに介護など何かしらの事情で決まった時間・長時間出勤できない状況と似ています。
つまり、ライフの時間をワークに活かす、という視点だけでなく、育児や介護などに備えるだけでなく、パンデミックに備えるためにも、効率的に仕事して短時間で成果を出す、そして職場に行かなくても仕事が進められる環境の整備が求められる、ということにつながるわけです。

我が家の小さな娘が新型インフルエンザにかかってしまったら…そう考えるだけでも恐ろしいのですが、ただ黙ってその時を待つだけではなく、対策をしっかりと考えておくことが大切だ、と感じました。

皆さんの組織では、パンデミック対策について、検討をされたことはありますか?


|

2008年11月26日 (水)

■小室の新刊が発売されました!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

数日お知らせが遅れてしまったのですが、弊社代表 小室の新しい本が11月21日に小学館さんより発売になりました!

今や多数派「ワケあり社員を戦力化するすごい仕組み」
 出版社:小学館
 価格:1,365円

_081121

今回は、「男性にも手にとっていただきたい!」と企画当初から考えていた本でもあります。
これまで、ワーク・ライフバランスというと「女性のもの」「子どもがいる人のためのもの」という印象がまだまだありました。
ただ、このブログでも何度かお伝えしてきたように、これからやってくる(10年後から15年後に見舞われる)大介護時代のことを考えると、今まさに働き盛りの団塊ジュニアの男性の方々にこそ、このワーク・ライフバランスが必要となる時代がやってきます。
10年後、混乱のさなかに環境を整えていくことはとても大変です。
今から将来にやってくる状況を考えて手を打っていく、そうした地道な取り組みが、企業の存続を左右することになる、と考えています。

そのためには、今まさに彼らをマネジメントする男性管理職の皆さんにも、ワーク・ライフバランスに関する誤解を紐解いていただきたいですし、その恩恵を将来的に受ける若手男性の方々にも、言葉からくる印象だけでワーク・ライフバランスという考え方を決め付けていただきたくない、と思っています。

この本では、「ワーク・ライフバランス」という言葉の印象や表面的な理解から来る様々な誤解をハードル仕立てにして、ひとつひとつクリアしていく章を中ほどに設けました。
このブログをご覧いただいている皆様であれば、それらのハードルに直面されることもないかもしれませんが、もしあなたの周りの方で「ワーク・ライフバランス」に誤解を持っている方から同じような問いを受けたときに上手に答えられるか、ひとつのQ&A集としてお使いいただければ、と思います。

また、ワーク・ライフバランスに対して一歩先行く企業事例もご紹介しています。
どの企業も個性豊かな取り組みで、コンサルティングを提供させていただいている私どもも大変刺激をいただいています。
これからワーク・ライフバランスを自社で進めていくことを計画されている方は必読、といえるコンテンツではないかな、と自画自賛しております(笑)。

これまで何冊か出させていただいておりますが、他の本に比べると図表やデータなどを意識して豊富に掲載いたしました。
御社の中でワーク・ライフバランスに関する取り組みを説得してまわるさいにもお役に立てるのでは、と思います。
お手にとっていただけると幸いです!

今や多数派「ワケあり社員を戦力化するすごい仕組み」
 出版社:小学館
 価格:1,365円

_081121

|

2008年11月21日 (金)

■IT業界の魅力向上のために

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

11月6日に情報労連が東京で開催したフォーラムにて、政策局長のご発言の中に「業界の魅力を高めるためには、EUのように1日の労働時間を制限したり、勤務時間における休息時間の法制化を目指すべき」というくだりがあったそうです。
まさにワーク・ライフバランスを実現しないと、人材不足に一層の拍車がかかるという認識を示した、といえるご発言でしょう。

弊社にもIT企業さんから様々なお問い合わせがありますが、やはりどの会社さんも業界全体の人材不足感を口にされます。

前出の局長がおっしゃるには、業界平均の年間総実労働時間は2160時間(同産別07年調査)で、全産業平均の2047時間(前勤統計06年実績)よりも100時間以上も長いそうです。
なかでも所定外労働時間の多さが最たる要因となっているようで、「日本経済を担う基幹産業で成長も期待できるが、人を大切にしない産業」というイメージが若者の中で広がっているとの状況を報告されたとか。

私も前職、IT企業に勤めており、大変様々なことを勉強させていただきました。
提供させていただいているサービスなどは今でも大好きですし、大変なご恩を感じている業界でもあります。
ですから、余計にこうしたイメージが若者に広がってしまうことについては悲しく感じます。
まずはこの長時間労働をなんとかしなくては、と強く思いますし、IT産業の底力を、体力ではなく知力で見せ付けてほしい!と思います。

長時間労働の原因は様々ありますが、ソフトを扱う仕事であるところから、コストや適切な納期設定が難しい、といった声が聞こえます。
ただ、本当にコストは算出できないのでしょうか。
本当に納期は厳密に設定できないのでしょうか。
そのあたりから冷静に分析していく必要があるのではないか、と感じます。
実は、日本の製造業の生産性は大変高い数字を誇っています。
その工夫を形をかえてIT産業などソフトを扱う業種にも活かせないのか、他者のよいところは自分に活かす、そんな視点も大切ですよね。

|

2008年11月20日 (木)

■労働時間適正化キャンペーン(厚生労働省)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は国の取り組みのご紹介です。

厚生労働省は、長氏間労働の抑制や賃金不払残業の解消を目指して、「労働時間的成果キャンペーン」を展開しています。
今月11月をキャンペーン期間とし、22日には「労働相談ダイヤル」を設置して労働者などからの相談に応じるほか、労働基準監督署では、情報に基づく監督指導などを行うそうです。
例えば、東京労働局では、臨検監督を集中的に実施、特別条項付36協定が適切に運用されているかなどを厳しくチェックするとか。

■労働相談ダイヤル:0120-897-713

「ワーク・ライフバランス」を実現するためには、やはり適切な労働時間内で仕事を効率的に行う、ということが大切になりますので、こうしたキャンペーンの実施はありがたい、と思います。
一方で、1ヶ月間だけ短くしたとしても、翌月からまた増えてしまう、ではまったく意味をなさない、ともいえます。
是非長期的な視野で、今月実施したことが翌月にも適用できるように、翌々月にはさらに時間が適正化するように、という取り組みを企業には実施いただきたいな、と思います。

11月23日は勤労感謝の日ですね。
「働く」ということについて、なかでも「働く時間」について、是非一度考えてみてくださいね!

|

2008年11月19日 (水)

■大阪にお邪魔しています/WLBを早期に伝える必要性

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

株式会社インテリジェンスさん主催の厚生労働省委託事業「ワークライフバランス推進セミナー」(http://www.htk-spread.jp/index.html)で昨日から関西地域にお邪魔しています。
なんと、岡山や広島、山口、鳥取など兵庫県以外からもたくさんお越しいただきました。
ありがとうございます!

いらしていただいた方のお話をうかがうと、やはりお越しいただいている方は大変意識の高い方であって、まだまだ普通の従業員の方は「ワーク・ライフバランス」というキーワードも聞いたことがなければ、働き方の見直しの必要性も感じていないケースがある、と感じます。
ワーク・ライフバランスは一度知ってしまえば、「・・・し、しっかり働き方を見直そう」と思える考え方で、「やらない」という選択肢はないだろう、と思います。
一方で、その言葉のイメージから多くの方がまだ誤解を抱いていることも事実としてあります。

昨日は後半で、皆さんの会社のワーク・ライフバランス度をマトリックスをつかって分析していただきました。
やはり多くの方が「意識の改革が必要」という象限に位置する、とお答えになりました。
意識の改革、文字にしてしまえばたった5文字ですが、一番時間がかかり、エネルギーも使うところです。
ただ、ここをしっかりやっておかないと、どんなに具体的な施策を打っても響かない・効果が出ない。

何でもそうだろう、と思いますが、とても大切な部分、ステップです。

そしてこれも何事にも当てはまることですが、「気づいた者勝ち」でもあります。
意識が変わるタイミングが早ければ早いほど、将来を見据えたアクションに移すことができる。
今、いろいろなところに弊社コンサルタントがお邪魔していますが、なんとか「早期に」日本全国にワーク・ライフバランスの考え方を伝え、次の具体的なアクションにつなげていただけたら、と思っています。

※今日は大阪で実施します!
 13時~15時、15時30分~17時30分、18時~20時で天満橋のドーンセンターです。
 飛び入りのご参加も大歓迎ですので、お時間のご都合がつく方がいらっしゃったら是非お越しください!

|

2008年11月18日 (火)

■「人的資源の半分を十分に活用できているか」先進国最下位

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日の日経新聞で、ショックな記事を見つけました。
11月12日に開催された世界経済フォーラムで、世界各国の男女平等の度合いを指数化した「ジェンダー・ギャップ指数」の2008年版が発表されたのですが、日本の総合順位は前年より7つ下がり、98位に後退してしまったそうです。。。

なかでも女性国会議員が少なく、政治面での参加が送れ、経済面でも収入や昇進などで男女間に大きな格差が残っているために、各国に追い抜かれている状況のようです。

首位はノルウェー、2位はフィンランド、3位はスウェーデンで、北欧勢が前年に引き続き上位を占めたのですが、これらの国々、まさにワーク・ライフバランス先進諸国でもあります。
労働生産性という観点から見ても大変高い数値を誇る国々です。

それにひきかえ日本は・・・。考えるだけで悲しくなってしまいます。
あいかわらず、先進国の中では最下位。
同じアジアの国はどうか、というと、中国などは順位を16もあげて、57位。
日本よりもはるか上位になっていますし、比較的女性の活躍がまだまだ、といわれていたイスラム諸国にも抜かれつつあります。

評価対象国の数は130、日本は下から数えて33番目、という位置。

日本は各国から「片方の車輪でしか走っていない国」といわれていますが、まさにこれを数値で表したら、こういう順位だな、と思わざるをえない結果となってしまいました。

これだけ教育水準も高い国が、どうしてこんな結果になってしまうのか。
見えないハードルがそこに存在している、としかいいようがありませんが、この状況をなんとか打破しなければ、日本の未来はないのでは、と危機感を強く感じますし、この負の連鎖(男女別格差が国の競争力の低下につながる)をくいとめるためには「ワーク・ライフバランス」を浸透させ、うまく使っていくことが必要不可欠だと思います。

来年はなんとか1つでも順位を上げられるよう、微力ではありますが、頑張っていきたい、と思います。

|

2008年11月17日 (月)

■シニア層の活用に「チームワーク」と「コミュニケーション」を活かす

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスとともに昨今では「ダイバーシティ」という言葉もよく耳ににするようになってきました。
日本語でいうと「多様性の受容」。

これから少子高齢化がさらに加速するなか、企業力を高めるためにもこの「ダイバーシティ」をうまく活用していこう、という企業も多く出てきています。
その中のひとつが「シニア層」の活用です。

例えば、高齢・障害者雇用支援機構では、自動車部品工業向けの高齢者雇用推進ガイドラインを作成し、高齢者という人的資源を最大限活用するための取り組み方法を紹介しています。

「ジャスト・イン・タイム」というとても迅速な作業・仕事が求められる生産ラインで、誰が仕事をしても同じ品質で製品を作るために、あえてスピード重視ではない方法をとり、コミュニケーションやチームワーク力を高めて対応していくことが大切、という内容になっているそうです。

他にも、生産性の高い機械を入れたり、シニアでも使いやすい機械を開発したり、といった手段も考えられるかと思いますが、個人的には設備投資にお金をかける分の一部を、コミュニケーションの活性化や、シニア層の活用の必然性についての情報提供にその資金を使ってみる、というのも一案なのでは、と思います。

そしてこれはシニア層だけにいえることではなく、現役ビジネスマンについても同じことがいえるのではないでしょうか。
効率が落ちないようにチームでカバーしあう、一定の成果を出し続ける、そうした組織に、コミュニケーションとチームワーク力は欠かせないポイントだと思います。

皆さんの組織でも、「コミュニケーション、ちゃんととれているかな」「チームワーク、どうだろう?」と今一度、見直してみるとよいかもしれません!

|

2008年11月14日 (金)

■ワーク・ライフバランスをやるか・やらないか、という選択肢

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週7日のエントリーで、ワーク・ライフバランスに取り組んでいる企業は約3割だった、という調査結果をご紹介しました。
この調査結果、ほかにも調査項目がありまして、たとえば、ワークライフバランスに取り組む理由を聞いたものについては、「多様な人材が活躍できる風土にしたいから」という積極的な理由が59%で1位。
しかし、「社員が望んでいるから」(2位、53%)、「世の中の流れとして」(3位、51%)と、消極的な理由が続いたそうです。
逆に、ワークライフバランスに取り組んでいない理由としては、「そこまで手が回らない」(1位、44%)、「まだそれほどの規模でもない」(2位、38%)の2点で全体の8割以上を占めたとか。

これまたなんとも悲しい…。
実際にはワーク・ライフバランスは経営戦略であり、将来必ず来る大介護時代などを視野に入れると、「取り組むか」「取り組まないか」という選択肢はもはやない、とお伝えしています。
もし何かの選択肢があるとすれば、「今日からやるか」「1年後からやるか」「10年後まで放置するか」といった取り組みをスタートする時期、でしょうか。
(これも介護やパンデミックは突然やってくる、ということを考えると、1年先10年先という年単位で考えるのはあまりにも「リスク」に対する意識が低すぎる、といわざるをえません。)

ただ、こうした背景をまだお伝えしきれていない企業様がこれだけたくさんある、ということは、弊社の役割もまだまだ終わらない、ということでもあります。
2007年~2008年は「ワーク・ライフバランス元年」といわれていますが、「元年」で活動が終わらないように、今後もその必要性をお伝えしつづけてまいります!

★宣伝のようですが(笑)、「ワーク・ライフバランスをうちで広めて!」「必要性を伝えて!」というお声がありましたら、是非ご依頼いただければと思います。
まずはひとりでも多くの方に「ワーク・ライフバランス」を知っていただきたい、と思っております!


|

2008年11月13日 (木)

■増え続ける要介護者数

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日の「介護の日」を機に、改めて日本の介護状況についていくつか調べてみました。
今日は要介護度別の認定者数の推移に関するデータをご紹介しようと思います。

厚生労働省が毎年出している資料によると、
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/06/dl/01.pdf
介護保険制度が導入された2000年当時は218万人だったよう介護認定者数(要支援も含む)が、8年経過した今年2008年2月末の時点で、450万人を超える人数になっています。
なんと2倍に・・・!

増加しているカーブは一瞬ゆるやかにみえますが、着実に増えていることと、これから先に団塊世代の大きなボリュームが加わってくることを想定すると、さらに人数は増えていくでしょう。

介護に関するデータはこれまであまり企業でも取り上げられなかったかと思います。
ただ、こうした具体的な数字を見ていくと、きちんと現実を把握し、対策を打っていくことがまさに求められていること実感されるのではないでしょうか。

今後もこうしたデータをご紹介してまいります!

|

2008年11月12日 (水)

■各地におうかがいして思うこと

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ここ1週間、ブログの更新を滞らせてしまいました。
ここまで長くお休みさせていただいたのは初めてです。
毎日ご覧いただいていた皆様、申し訳ありませんでした。

実は最近、ようやく1歳半の娘が母親抜きでも夜眠れるようになった(成長の証ですね!)こともあり、
泊まりで各地にお邪魔させていただいております。
先日は大分・別府、昨日は富山にうかがいました。

どの土地でも感じることは、「ワーク・ライフバランス」に関する皆さんの興味がとても強い、ということです。
もちろん意識の高低はあろうかと思いますが、何人もの方がメモをとってくださったり、後日質問メールをくださったり、と本当に熱心で、おうかがいした甲斐があったな、と思うことしばしば、です。

研修や講演では「きちんと伝わっているかな」「必要性をわかっていただけたらいいな」と思いながらお話させていただいていますが、数年前に比べるとその実感が格段に高まって来ているように感じます。
おそらく会場にお越しいただいた皆様が独自で勉強されていらっしゃるのではないでしょうか。

私どものような専門コンサルタントはその分野に精通すべく、あらゆる情報に触れる必要が高いことは当然なのですが、企業の担当者の方も大変いろいろな情報をご存知で、逆にご指摘いただくことも多々あります。
お客様とどちらが「ワーク・ライフバランス」に詳しくなれるか、そんな切磋琢磨しあう関係性も、新しい分野だからこそ、受け入れていただけるのでは、と思っています。

今後も様々な土地へお伺いするかと思いますので、お近くで弊社スタッフを見かけましたら気軽に声をかけていただければと思います!

|

2008年11月11日 (火)

■今年から「介護の日」が設置されました!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

実は今年から、新しい「日」が加わりました。
その名も「介護の日」。

―――――――――――――
厚生労働省においては、“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」を「介護の日」と決めました。
※ 平成20年7月27日の「福祉人材フォーラム」において、厚生労働大臣より発表しました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0728-2.html
―――――――――――――

「もうひとつの2007年問題」で10年~15年後にはかなりの数の人が何かしらの形で介護に携わる、といわれています。
この「介護の日」を機会にして、若い方は「将来自分が介護に携わるようになったら、どのように仕事を続けていくか」について、介護が目の前だと実感している方は「自分が介護休業や短時間勤務になった場合、どのようにして部下に仕事を任せるか」について、是非考えていただきたいと思います。

「ワーク・ライフバランス」は時折、「女性のためのもの」「育児中の人のためのもの」と範囲を限定して考えられることがありますが、実際にはかなり大きな幅広い概念です。
そして日本固有の背景として団塊世代の存在や少子高齢化、要介護者が増加傾向にあることなどがあげられます。
その固有背景を、ワーク・ライフバランスの考え方をつかって、日本の強みにしていけたら・・・
そんな壮大なことにも思いをはせながら、まずは日本企業の働きやすさ・生産性の向上をお手伝いしていこうと思います。

みなさんも「介護の日」、ご自身の現在・将来を想像してみてくださいね!

|

2008年11月10日 (月)

■すべての歯車をかみあわせることが大切

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は弊社もワーク・ライフバランス実現のお手伝いしているコクヨ株式会社様(以下、コクヨ)が主催される第40回コクヨジュウリーメンバーズ表彰大会でのひとコマをご紹介します。

http://www.nichima.co.jp/news/entry/163.html

この会で、コクヨの黒田社長は、舞浜にオープンした新エンターテイメントを例に次世代のコクヨビジョンを語ったそうです。
しかも、冒頭では、「今年から3年間の新中期経営計画は『環境、R&D、海外進出、ワークライフバランス、地震、インフルエンザそしてコンプライアンス』だ。」とお話になったとうかがっています。

環境などいずれも大きな視点で経営に活かしていこうとされているテーマの中に「ワーク・ライフバランス」を加えていただいたこと、そしてきちんと3年という具体的な目標を宣言されていることに大変勇気付けられました。

ワーク・ライフバランスは全社的な取り組みです。
経営者だけが納得していても、担当者だけがやりたいと思っても、従業員が実現を願っていても、すべての歯車がかみ合っていないとうまく進みません。
残念ながら、今、多くの企業はどこかの歯車が抜け落ちていることが多く、特にその歯車は経営者であることが多いです。
コクヨさまのように経営者自らが先導してワーク・ライフバランスの実現に取り組んでくださる企業が、今後もっと増えてくることを願っていますし、私どももそうなっていただくためのお手伝いを引き続きしていきたいと思います。


 さらにこれからのコクヨは、世界各地を風靡している「シルク・ドゥ・ソレイユ 」(新サーカス)を引き合いに、「強いテーマ性で顧客に強烈な素晴らしさを感じさせるパフォーマンスをもつ」と述べ、注目を集めた。

 表彰式では、全国から売上上位216社を招き、文具部門(エメラルド)と家具部門(ダイヤモンド)の2部門で昨年度上位の売上を表彰した。40年間両部門とも売上首位を守ったのは尼崎市に本社を置く日興商会(藤縄健一社長)だった。黒田社長から特別賞が贈られた。


|

2008年11月 7日 (金)

■ワーク・ライフバランスに着手している企業は3割

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は少しショッキングなデータを見つけましたのでご紹介いたします。

―――――――――――――
 エン・ジャパンは10月31日、同社が運営する経営者・人事担当者向けWebサイト「[en]パートナーズ倶楽部」の会員企業484社を対象に行ったワークライフバランスに関する調査結果を発表した。

 ワークライフバランスに取り組んでいるかという質問に対しては、すでに「取り組んでいる」と回答した企業は36%だった。
「意識はしているが、具体的な取り組みは未着手」という企業は21%だったが、43%は「取り組んでいない」「特に意識はしていない」と回答した。
ただし、今後の取り組みについては「引き続き対処していく」と「状況を見て対処する」が合わせて88%に登った。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200810/31/wlb.html
―――――――――――――

なんと、ワーク・ライフバランスに着手している企業さんはたった3割・・・。
多くの地域・会社さんから講演などのご依頼をいただいておる中で、少しずつ日本でも「ワーク・ライフバランス」に関する興味を持ってくださる方が増えてきたかな、と思っていたのですが、現実は甘くないな…と気を引き締めました。

確かに、「興味がある」ということと「実行に移す」ということには大きな違いがあります。
特にワーク・ライフバランスについては、本や講演でいくら情報を手に入れても、それを実践しなければまったく意味のないものになってしまいます。
だからこそ、特に管理職の方が対象の会では「自分自身がワーク・ライフバランス上司に変わることが第一歩」とお伝えしているのですが、やはりその第一歩を踏み出すにはまだまだ高いハードルがあるのかもしれません。
そのハードルのひとつは、これまでの固定概念、すなわち「長時間働くことが会社への忠誠心」という考え方からの脱却が難しい、ということにあるようにも思っています。

こうした意識を変えていくことには大変時間がかかります。
ただ、一度意識を変えていただくとその後は効果が非常に表れてきます。
短期的には効果が表れなくてもそこで諦めず、長い目で取り組みを続けていくことがやはり大切なのでは、と今回のデータを見て思いました。

この調査結果、まだ続きがありますので来週ご紹介しますね!

|

2008年11月 6日 (木)

■厚労省「ワーク・ライフ・バランス推進セミナー」で大分にお邪魔します!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

本日は大分県にお邪魔しています。
すでにメールマガジンなどでもご紹介いたしておりますが、厚生労働省の企画する「ワーク・ライフ・バランス推進セミナー」の講師として、弊社コンサルタントも各地にお邪魔しています。

■詳細はこちら→http://www.htk-spread.jp/index.html

先日は長野県にうかがったのですが、すでに取り組みをスタートされていらっしゃる方、新しく担当になられこれから始めようとしている方、ワーク・ライフバランスコンサルタントを志望される方など様々な方にお越しいただきました。

「ワーク・ライフバランス」の実現方法は様々、ということは、担当者やコンサルタントひとりひとりの考え方などによっても少しずつ手法が異なっていくことになります。
根幹の「ライフから始まる好循環を使って生産性を向上させていく取り組み」であることから外れなければ、一定の手法に固執する必要はまったくないように感じています。
そういった視点は会場にお越しになった方々から学ばせていただくことも多く、今日の大分県でも素晴らしい出会いがあるといいな!と思っております。

来週は弊社コンサルタントの山田が北陸地方に、再来週は私が関西地方にお邪魔いたします。
ご都合の宜しい方は是非ご参加ください!

|

2008年11月 5日 (水)

■ワークスタイルのフレキシビリティ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日ご紹介した@nifty businessのコンテンツですが、白河桃子さんのコラムとともに更新されていますね!

著書の「結婚したくてもできない男、結婚できてもしない女」が印象的な内容でしたが、コラムの中でもこんなふうに語っていらっしゃいました。

―――――――――――――
(略)
そんな先輩たちの苦労を見て、水面下では就職氷河期世代の女性の専業主婦願望が高まっています。
自分の年収の2倍ぐらいの男性と結婚して、子育て期は養ってほしいのです。
しかし現実にそんな男性を見つけるのは難しく、それが結婚難の大きな要因にもなっています。
男性は家事能力を高め、女性は生涯細く長く続けられる仕事を持つこと。
そして各家庭のワークライフバランスのあり方は、カップルが話し合ってすり合わせる柔軟な姿勢であること。
それが、これからの世代が働き、家庭を持っていく上で必要な要素になってくるのではないでしょうか。
―――――――――――――

家庭生活においても、仕事生活においても、「柔軟性」「フレキシビリティ」が求められているのかもしれませんね。
仕事の種類が増えているにも関わらず、ワークスタイルの種類はあまり増えていないところも少しバランス(ここではあえて「バランス」をつかいますが)を逸しているのかもしれません。
そうしたフレキシビリティを許容できるような環境整備・風土醸成がやはり重要であるな、とワーク・ライフバランスの現場に携われば携わるほど、感じる今日この頃です。


|

2008年11月 4日 (火)

■吐き出させるために聞き入ることに徹する

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日、東京都労働相談情報センター様にお招きいただき、両立支援研修会にてワーク・ライフバランスの必要性などについてお話させていただきました。
中小企業の経営者や両立支援担当者の方が40名~50名ほどお集まりいただき、みなさん熱心に聞き入ってくださいました。
お越しいただいた方々、本当にありがとうございました。

実はこの研修会、担当させていただくのは2回目でしたが、前回も一番最後まで質問を投げかけてくださる社長さんがいらしたのですけれども、今回も真剣に社内の様子をお話くださる方がいらっしゃり感激しました。

みなさまさすが経営者、とても広い視点をお持ちなのですが、なかなか他のスタッフがその考え方についてこれず、うまく歯車がかみ合っていないことが多くあるように思います。

「ワーク・ライフバランス」は経営戦略ではありますが、個人の「ライフの充実」からスバイラルが回っていきますので、最初のうちは個々の考えを吐き出すといった作業も重要になります。
特に中小企業の経営者の方は、従業員の考えを「吐き出させるために聞き入ることに徹する」という時間を意識してもってみていただければと思います。

この研修会、3回目は12月、4回目は2月に開催予定です!

|

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »