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2008年10月 8日 (水)

■介護負担が重くなると・・・

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は少し重たい話題です。。。

先日の日経新聞で、高齢者の虐待について触れられていました。(日本経済新聞 2008年10月7日朝刊)

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在宅介護をめぐり、2007年度に家族や親族から虐待を受けて死亡した高齢者は27人に上ることが6日、厚生労働省の調査でわかった。
虐待件数は約1万3000件で、初めて調査が行われた06年度に比べ5.6%増えた。
介護の負担に追い詰められて虐待に走るケースが多いとみられ・・・
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非常に胸が痛くなるニュースです。
きっと、虐待をしてしまった方もご自身を制御できないほど追い詰められていらしたのだろう…と思うと、涙が出ます。

日経新聞では、厚労省の担当者の話として「デイケアなどを積極的に利用することで介護のストレスはだいぶ減るのだが」ということを伝えています。
ただ、今介護に直面している世代は会社でも中核を担う世代、もしくは会社をリタイアしてすぐの世代でしょう。
育児の経験もないまま、ご両親の介護に携わる、という方も多いはず。
ましてや、会社を休んで介護、短時間で早退して介護、という状況を昔は想定していなかった、という方ばかりなのではないでしょうか。
突然の介護に直面して、精神的にも不安定になってしまう方はきっと多いのではないかと想像します。

また、介護職員の不足などからデイケアなどの短期入所サービスから撤退する施設が増えてきており、利用したいときにサービスが受けられない家族も少なくありません。
核家族化が進み、みんなで介護をする、という状況が考えにくくなっている都市部ではさらに問題は深刻です。
なんと、特養ホームへの入所を待つ高齢者は約40万人にものぼるとか。。。

今後さらに少子高齢化が進む、といわれる中で、家庭内介護と仕事とをいかに両立させていくか、が大きなテーマになっていきます。
そのとき、誰しもが事情を抱えながら働き続けられる、ワーク・ライフバランスのとれた会社でいられるか、が企業にとっても生き残るための最重要施策といえるでしょう。

10年後、直面したときに考える、ではもう遅いのです。
今日から、ワーク・ライフバランス化への一歩を歩んでいただければ、と思います。


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