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2008年8月

2008年8月29日 (金)

■おすすめの本(慶應大学樋口先生のご紹介記事より抜粋)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

8月24日(日)の日本経済新聞の読書欄で、慶応大学の樋口先生がダイバーシティに関するご本が紹介されていました。
どの本も、ワーク・ライフバランスやダイバーシティを考えていただく際に、是非手にとっていただきたいものですので、こちらでも簡単にご紹介いたします!

まずはその名も「ダイバーシティ」。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3-%E5%B1%B1%E5%8F%A3-%E4%B8%80%E7%94%B7/dp/4492222871/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1219849108&sr=1-1
ワーク・ライフバランス/ダイバーシティの研究第一人者であるシカゴ大学の山口先生のご著書です。
一番の特徴は、なんと!ファンタジー仕立てであること。
これなら難しい言葉に抵抗のある方でも読みやすいかもしれませんね。

事例をたくさん紹介しているのは「ダイバーシティ・マネジメントの研究」。
http://www.amazon.co.jp/%E5%80%8B%E3%82%92%E6%B4%BB%E3%81%8B%E3%81%99%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E6%88%A6%E7%95%A5-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3/dp/4904336046/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1219849108&sr=1-3
ワーク・ライフバランスに決まった特効薬があるわけではありませんが、他社事例から学ぶものはとてもたくさんありますよね。
1冊にまとまっていると効率的に情報が収集できてとても助かります。

このほかにも、「ダイバーシティ・マネジメントの研究」や「実践ダイバーシティマネジメント」といった、ダイバーシティをテーマにした書籍はたくさんあります!
これから読書の秋、是非1冊傍らにおいていただければと思います♪

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2008年8月28日 (木)

■armo[アルモ]セミナー、開催決定!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

メールマガジンでもお知らせいたしましたが、armo[アルモ]ご紹介セミナーの日程が決まりましたので本ブログでもご案内させて頂きます!

休業者職場復帰支援プログラムarmo[アルモ]は、育児版、介護版、メンタルヘルス版と様々な休業に対応したサービスをご提供しております。
当日はワーク・ライフバランスに関する情報のご提供とともに、armo[アルモ]の詳細な使い方、効果などをお伝えいたします。

会場はアクセス便利な渋谷ですので、この機会に是非皆様ご参加くださいませ。

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■□ 第4回armo[アルモ]ご紹介セミナー開催決定! □■
~職場復帰プログラムarmo[アルモ]。
育児・メンタル・介護版の特徴・機能を、ご紹介させていただきます~

○日時:2008年10月7日(火)13:30(受付開始13:00)~16:00
○場所:渋谷駅から徒歩5分
○MAP:  http://www.agos.co.jp/about/map/index.html
○お申し込み方法:以下のフォーマットに必要事項を明記の上、  info@work-life-b.com宛にメールでお送り下さいませ。
弊社担当より追って確認のメールをお送り致します。
※万が一、弊社よりご連絡が無い場合はお手数ですがお知らせ下さい。

-- お申込みフォーマット -------------------------------
宛先:  info@work-life-b.com
件名:【armoセミナー参加希望】
1.御社名:
2.ご住所:
3.ご担当者名(参加される方):
4.ご連絡先(E-mail):
5. ご連絡先(TEL):
―――――――――――――

スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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2008年8月27日 (水)

■夏休みはインプットの時間

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

更新が遅れてしまいまして失礼いたしました。。。
最近、このブログをご覧いただいている方から「毎日見てます~!」とおっしゃっていただくことが多く、若干プレッシャーを感じておりますが(笑)、
少しずつでも毎日皆様にワーク・ライフバランスのことを考えていただくきっかけになれば、と思っておりますので、引き続き、頑張ってまいります!

さて、皆様は夏休みはどのように過ごされましたか?
わが社は一斉夏休みではなく、スタッフで少しずつずらしてお休みをいただきました。
私の場合、1日は娘を預けて自分の自己研鑽に丸一日使いました!
久しぶりに友人と会ったり、本屋さんに2時間くらい入り浸ったり、美容室などへ行ってみたり…
やはりお日様の高いうちにゆっくりショッピングをすることも平日はなかなかありませんので(夕方5時にはダッシュでお迎え生活です!)、とても新鮮でした。

特にいろんな情報をいただいたのは、本屋さん。
最近のトレンドが、女性誌からもビジネス誌からも単行本からもわかります。
ネット本屋さんが活用されていますが、こうやってリアルな場所で一気に情報を手に入れられるのも効率的な時間の活用方法だな、と感じました。
まさに、「夏休みはインプットの時間」でした!

ワーク・ライフバランスに関する弊社代表 小室の新刊ももうすぐ皆様にお披露目できそうです!
詳細が決まりましたら本ブログでもご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに♪

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2008年8月26日 (火)

■ワーク・ライフバランスとモチベーション

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

本日、株式会社レアリゼさんのモチベーションアップ研修の体験会に参加してまいりました。
参加してみて実感したのは、「ワーク・ライフバランスとモチベーションは切り離せない」ということ。

ワーク・ライフバランスを実現していくには、自律型人間を育成することが不可欠です。
自分の頭で考えて、前向きに実行していき、決められた時間の中で高い成果を出す、というワークスタイル、が「自律型」といえるかもしれません。
(もちろんもっといろんな意味はあると思います!)

自律型であるためには、「モチベーション」が欠かせない、ということを今回の研修で改めて確認することができました。

詳しくはレアリゼさん(http://www.realiser.co.jp/)のHPをご覧いただければと思うのですが、「他人の行動は変えられないが、自分の行動は変えられる」という言葉がとても響きました。

ワーク・ライフバランスを進めていくと、いくつもの壁にぶつかります。
壁にぶつかるとどうしても「・・・あの人がいけないから」「こんな組織だから仕方がない」と思ってしまいがちですが、それでは何も進まないのですよね。
私どもはその壁を越えるお手伝いをさせていただいているわけですが、どうやったら壁をくずせるか、ということももちろんのこと、どうやったら壁が勝手に低くなってくれるか、についてもさらに企業様とご一緒に考えていこう、と決意いたしました。
これまでも当然ずっと思い続けてきたことではありますが、こうして体系だって考え方を整理していただくと、さらに腑に落ちてモチベーションがアップされますね!

引き続き、こういった研修でINPUTもしていきたいと思います。
皆さんのおすすめのINPUTがありましたら是非ご紹介ください!

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2008年8月22日 (金)

■出産費用の支援拡充へ

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

8月22日(今日)の新聞で、出産費用の支援が拡充される、というニュースが掲載されていました。
少子化対策として出産費用への公的な支援を拡充する検討に入ったそうです。

昨今、出産費用が平均40万円前後となっているにもかかわらず、現行制度では保険は適用されず、全額自己負担となっています。
(確かに1年前を思い起こすと、うーん、自己負担でした!)
都市部ではさらに高く、50万円前後になるケースもよくあります。

厚労省は子どもを安心して産める環境の整備には経済負担の軽減が欠かせないと判断、思い切った社会保障政策が必要、と判断したようです。

この流れには様々な意見もあります。
「出産」ということに手厚く支援をする一方で、不妊治療を受けている方へのサポートはどうなのだろう、ですとか、
はたして「出産」という瞬間だけの経済支援が功を奏するのか、といった声も多く聞かれます。

個人的には、経済的支援はもちろん子どもを生むときの支援としてありがたいことだとは思います。
ただ、「産む」ということはその瞬間で終わり、そこから先は「育てる」ことが待ち受けています。
「育てる」ということへの支援をしっかりしていただかない限り、「二人目を産む」という選択はしないのではないでしょうか。
単純に「お金をあげる」ということだけでは、解決できない問題が今の少子化問題のように思います。

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2008年8月20日 (水)

■メンタルヘルスにかかるコスト

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスを企業で進めるお手伝いをさせていただくと、様々な問題・課題に直面いたします。
最近特に多いのがメンタルヘルスの問題。
「ワーク・ワーク・ワーク」が原因で、メンタルヘルスの問題をかかえる社員が増えてきているのです。

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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080806/312278/?ST=health&P=2

警察庁によると2006年の自殺者数は3万2155人と、9年連続で3万人を超えた。
健康問題や経済的な問題、勤務問題などを原因にうつ病などの心の病を発症した結果、自殺に至ったとしている。
こうした背景から政府は、06年10月に自殺対策基本法を施行し、自殺者対策が政府の責務であることを明記。07年5月には、2016年までに自殺者を2割減らすことを目標にした自殺総合対策大綱案を決定した。

行政による自殺者対策が進むなか、うつ病による自殺が労働災害であるという判決が相次いでいる。
07年には20件弱の訴訟で、労災ではないという労働基準監督署の判断が地方裁判所で覆された。結果、企業には1億円前後の損害賠償が請求されている。
過去の例では、2000年に和解が成立した労災で和解金約1億7000万円の賠償命令が出ている。
自殺までいかずとも、うつ病などで長期休業をする社員が増えればそれだけ人件費がかさむ。
日立キャピタル損害保険の試算では1人の社員がうつ病になると、年間でその人の年収の2倍程度のコストがかかるという。

例えば年収1000万円の社員がうつ病になった場合。医療費負担は年間110万円程度。
年収の6割と決められている法廷給付金と疾病手当、見舞金で約700万円。
代替の派遣社員の人件費が1000万~1500万円。
医師との事務連絡など業務コストが20万円。
合算すると年間2000万円前後になる。中途退職となると退職金も必要だ。

最終的に自殺し、労災認定で損害賠償や弁護士費用が上乗せされると、心の病による企業の損失額は1人当たり2億円となるケースもあり得る。
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…驚くべき金額ですね。
もちろん最悪のケースを想定した試算、ということではありますが、かかりはじめのケースを考えたとしてもかなりのコストになります。
メンタルヘルスの問題はやはり未然に防ぐことがカギ、のようです。
適正な労働時間におさまっているか、といった数値の部分だけでなく、日ごろのコミュニケーションに問題はないか、といった幅広い視点で注意を払っていかねばなりません。

ワーク・ライフバランスの実現のために不可欠な、円滑なコミュニケーション、丁寧な情報共有によって、いくらかでも防げるのではないか、と考えるとともに、業務の効率をあげ、短時間で生産性高く仕事ができる働き方を実現することがメンタルヘルスの予防にもつながるのではないでしょうか。

ワーク・ライフバランスとメンタルヘルスの関係性についても、今後研究を重ねたいと思います。

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2008年8月19日 (火)

■オムロンさんでの託児所事例

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は事業所内託児所の事例のご紹介です!

「ワーク・ライフバランス」は育児をしている女性のためだけのものではない、ということは再三本ブログでもお伝えしてまいりましたが、ワーク・ライフバランスの実践方法は企業によっては当然様々で、事業所内託児所の設置というかたちで表す企業も増えてきています。

その中でも今日は京都府のオムロンさんの事例をご紹介!

2006年に設置された京都府精華町の保育施設では、近隣の研究施設などで働く社員の方々がお子さんを預けていらっしゃいます。
実はオムロンさん、本社ビル横にも保育施設を昨年設置されました。
どうしてこんなにたくさん設置されたのか?
・・・やはりそこには大きな理由があったようです!

関係会社も含めると国内で約2500人(07年9月記事当時)もの女性社員がいらっしゃるとのことで、施設整備で子育てに真剣な姿勢を示すことが、優秀な女性の採用や雇用の継続につながる、とのこと。
企業としても、経営戦略の一環として託児所の設置をとらえていらっしゃる、というわけです。

もちろん、こうした施設の運営にはコストもノウハウも必要です。
保育料だけではまかなえない部分もあり、会社としてどのような位置づけで保育所をとらえていくか、は大きな課題になることもあります。
ただ、今後育児だけでなく介護など様々な事情をかかえる社員が増えることを考慮すると、今からそのときに備えて準備をしていくための手段のひとつ、と捉えることもできるように思います。

運営コストと、採用面での優位性のバランスをどう考えるか―企業にとっては大きな課題ではありますが、効果的な託児所設置のサポートを弊社でもさせていただきたいと思います。

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2008年8月18日 (月)

■人を育てる余裕がないと・・・

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はメンタルヘルスに関する話題です。

財団法人社会経済生産性本部のアンケートに回答した上場企業のうち、半数以上が社員の心の病が増える傾向にあるとしていたことが分かったという報道が12日にされました(8月13日/日本経済新聞 朝刊)。
同時に「人を育て、仕事の意味を考える余裕がない」会社ほど、心の病の増加を訴える傾向が強いことも確認されたそうです。

同財団は2002年から2年ごとに同じ調査を実施。
今年は4月に2368社を対象にし、269社が回答。

最近3年間で、従業員の心の病が「増加傾向」と回答したのは56%で2年前の61%から微減し「横ばい」は32%、「減少傾向」は4%。
職場で「人を育てる余裕がなくなってきている」という企業の60%が心の病が増加傾向と答える一方、「そうではない」という企業で増加傾向と答えたのは35%にとどまったそうです。

「人財」という言葉が普通に使われるようになってきた今、人を育てることの重要性がメンタルヘルスの部分にも大きな影響を及ぼしているのですね。
弊社がご提供している休業者職場復帰支援プログラムarmo[アルモ]もメンタルヘルス版をご用意していますが、多くの会社さんからお問い合わせをいただいています。
「育てた人が壁にぶつかったときにサポートする環境が必要」という意識の表れでしょうか。

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2008年8月15日 (金)

■中央省庁の人材確保に対する危機感

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日、特許庁の在宅勤務制度導入に関して触れましたが、同じ日(8月12日)の日経新聞、まさに特許庁の記事のすぐ横に、とても気になる内容の記事がありましたのでご紹介します。

内容は、国家公務員の中央省庁の本省が優秀な人材の確保に悩んでいる、というもの。
記事の中で紹介されていた中央省庁の働き方は・・・
「国会開会中の今年春。
東京・千代田の中央省庁からは深夜になっても明かりが漏れていた。
閣僚などの国会答弁を準備する作業に追われ、午前2時以降の帰宅も当たり前。
予算編成が大詰めを迎える年末にかけても同じ光景がみられる」

午前2時以降の帰宅が当たり前、なんて・・・!
ワーク・ライフバランス的にはとても驚く状況ですね。
もちろん、時期によって時間数の多少はあるでしょうが、民間企業がいっせいにワーク・ライフバランスの実現に取り組み始め、新卒学生の関心も高まっている今、この働き方を何とかしないと、優秀な人材の確保は難しくなっていくでしょう。

待遇を厚くする、といった魅力付けが検討されていますが、それではおそらく「もっと給料が上がらないと割りにあわない・・・」という不満につながり、また次のハードルが待っていることになるでしょう。
若い世代が今何を求めているのか、民間企業だけでなく国も探らねばならない時期に差し掛かって来ているのかもしれません。

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2008年8月14日 (木)

■特許庁で在宅勤務がスタート(来年度)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

8月12日(火)日経新聞で、特許庁が2009年度から在宅勤務を導入することが掲載されていました。
特許の審査に当たる審査官などを対象とする見通しで、9月にもまとめる人材育成の基本方針にも盛り込まれるそうです。
中央省庁では、総務省なども在宅勤務を採用していて、国家公務員の働き方も少しずつ多様化しそうだ、と記事では述べられています。

この取り組み、段階的に進める予定だそうで、08年度中は、職員が働く場所を選ぶ「遠隔勤務」を認めるとのこと。
例えば、東京都千代田区の特許庁に勤めている職員のうち、埼玉県に自宅がある人は、関東経済産業局(さいたま市)でも仕事ができるような通信環境を整えるそうです。

また、始業や終業を自分で決められるフレックス制の導入も検討しているそうで、将来は自宅にいる職員がテレビ電話などを通じて同僚と議論できるような環境整備も視野にいれているとのこと。

実はこうした取り組みは企業ではすでに何社もスタートしているものです。
いよいよそれが総務省に続いて特許庁でも導入されるということは、国として大きくそちらの方向に舵を切る可能性もある、ということが考えられると思います。
もちろん、「特許庁だから」という声もきっと聞こえてくるでしょう。
でも、自分のところはどうだろう?自分の組織はどうだろう?ということを冷静になって考えてみると、実はさほどハードルはない、ということもありえます。
また、きちんとメリットデメリットを分析すればハードルは乗り越えられることがほとんどです。

将来、何かしらの事情で24時間出社して働くことが難しい時代が来たときにも対応できるような環境整備、仕事の体制を整えておくことがこれからさらに重要になりますので、是非この在宅勤務や遠隔勤務を上手に使っていただきたいと思います。

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2008年8月13日 (水)

■「仕事、続けられるかな…」の裏側にあるもの

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

興味深い記事を発見しました。

毎日コミュニケーションズ(東京・千代田)と翔栄クリエイト(東京・港)で、2008年度の新入社員を対象にした意識調査を行ったそうなのですが、その結果、新入社員の最大の悩みは、「仕事を続けられるか不安」ということだったそうなのです。

調査は08年4月入社の新社会人を対象に、6―7月にインターネットで実施した。有効回答数は427。
入社後の悩みなどを聞いたところ、入社後の悩みとして「仕事を続けられるか不安」との答えが最も多く、「先輩との人間関係」や「会社に対する不平不満」が続いたそうです。

この「続けられるかどうか」には様々な意味が含まれているように思います。

「自分の能力が足りなくて、ついていけなくなり、辞めるしかなくなるのでは…」
と殊勝なことを考えている人はもしかしたら少数派かもしれません。
この会社、3年後にはどうなってるかわからないからな~今の仕事、続けていられるのかな」だったり、
うちの会社だと結婚はできても出産したらやめないといけないらしいし。ってことは、この仕事、続けられないってこと?」だったり。
(若干、若者風な言葉遣いにしてみました・・・すみません;)

実は学生や若手社員は、中堅社員が思っている以上に客観的に周囲を分析しているようです。
私も学生さんと話をすることが比較的多いのですが、みんな真面目!
「私が大学生のとき、そんなことまで考えていたかしら・・・?」とこちらが焦るくらいに、しっかりと自分のキャリア・会社の行く末をデザインしたり予想したりしています。

そんな中でやはりよく耳にするのは「この会社では、長く勤められない」という言葉。
「仕事を、続けられない」のではないのです。
「この会社では、続けられない」なのです。
おそらくその背景には、理想の上司がいなかったり、出産して復帰した先輩がいなかったり、自分の未来がその会社に描けていないことが考えられます。

これは企業にとっては非常に大きな損失につながりかねません。
モチベーションダウンは質の低下にもつながりますし、
もっと直接的なロス、すなわち人材の流出の危険性すらあるわけです。

少子高齢化が進む中、少ない労働力人口の中からいかに優秀な人を採用するか、は企業にとっては生き残りをかけた戦いになるはず。
そんなときに、「うちの会社はずっと働けるよ」ということがどれほど強い動機になるでしょうか。

機会があったら是非、入りたての新人さんをランチに誘って、本音を聞いてみてくださいね!

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2008年8月12日 (火)

■ファミリーデーの実施

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はファミリーデーの話題です。

皆さんの会社でも「ファミリーデー」のようなもの、ありますか?
最近、家族や親戚を会社に招くことができる日を設けて、社内を見てもらい、ママ・パパたちの仕事に対して親近感をもってもらおう、という取り組みを始める企業が増えています。

先日も日本経済新聞で紹介されていましたが、弊社のお客様でも同じような取り組みをされる企業さんが増えています。

このファミリーデーのよさは色々ありますが、一番のよさは、周囲の同僚などに対しての影響、でしょうか。
もちろん、上手にやらないと逆効果・・・ということもありますが、
大体の場合は「○○さんの家での顔を垣間見ることができて、親近感がわいた」とか、
「優しい声で子どもに話しかけているのをみて、本当は子ども好きな人なんだ、と知った」とか、そんな感想が聞こえてきます。

弊社がお手伝いした会社さんでは、パートナー(ご主人)を招待されていた方がいらっしゃいました。
感想をうかがってみると、普段奥様の職場に足を踏み入れることすらなかったそうで(当然といえば当然ですよね!)、
仕事ぶりが想像できてお互い頑張らなねば!と刺激になった、とおっしゃっていました。

どんな人の後ろにも家族がいたり、家庭があったりする。
その事実を知ることから、ワーク・ライフバランスは始まる、といっても過言ではないかもしれません。
そしてその家族や家庭が「ワーク」の犠牲になっていないか、是非考えてみていただきたいと思います。

「ワーク・ライフバランス」は「ワーク・ファミリーバランス」ではありません。
でも、ファミリー(ライフ)を犠牲にすることは、ワークにだってよくない効果があるのです。
(もうこのブログをいつもご覧いただいている方には耳にたこが・・・のお話かもしれませんが。)
ファミリーをお持ちの方はまずファミリーと一緒に過ごす時間から、
まだ独身の方はパートナーと、もしくはご友人と過ごす時間から、
ライフを充実させてみてくださいね!
そうしたら、きっと新しいワークのネタ(種、ともいいますね!)が見つかると思います。

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2008年8月11日 (月)

■「ハナコ世代」とライフの関係

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はワーク・ライフバランスから少しだけ離れた話題です。

みなさんは、「ハナコ世代」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?

1959年~64年生まれで今年44~49歳の女性、を指す言葉です。
右肩上がりの経済のもとで、「女子大生ブーム」で注目され、社会に出ると男女雇用機会均等法が追い風となって彼女たちを支え、バブル期にはワンレン、ボディコンで街を闊歩していた…そんな方々を「ハナコ世代」というそうです。

この世代の特徴を分析した記事を読んだところ、興味の中心が今は子どもの教育、だそうですが、今後は旅行や家族との時間が興味の中心に動いていくことが予想されているそうです。
そのほかには、インテリアやリラックス、演劇鑑賞などもポイントが高い様子。

特に女性の場合、「未知の快」を求めるそうで、経験したことのない、新たなモノやコトに魅力を感じる人が多いとか。
この好奇心を少しずつ満たしてあげることが重要で、コンスタントに満たすきっかけ作りを提供することが大切、だそうです。

『ワーク・ライフバランス』といわれても、どうやって『ライフ』をつくったら?」というご質問をよくいただきますが、
もしあなたにパートナーがいらっしゃったら、ひとまず演劇鑑賞あたりから、始められてはいかがでしょうか?

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2008年8月 8日 (金)

■仕事上のストレスから労災に…

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

「ワーク・ライフバランス」に関するご相談をお受けすると、必ず出てくるのがメンタルヘルスの問題です。
最近では、精神面でのストレスを理由とする過労労災が認められるケースが相次いでいることもあり、企業側も積極的に関わらなければならない、という状況に追い込まれていることがうかがい知れます。

この精神的ストレスが理由の過労労災、2007年度には、精神疾患での労災申請が脳や心臓などの身体的疾患での申請を初めて上回りました。
企業の経営効率化で職場の負荷が高まったことが背景とみられていますが、専門家は「精神疾患を予防する体制が整っておらず、企業の対策は後手に回っている」と指摘しています。
なかには自宅にまで仕事を持ち帰り、自殺を図ってしまった、というケースも。。。

企業側も何も手を打っていないわけではないと思います。
手を打っているつもり、にもかかわらず、仕事を持ち帰ってしまう、隠れ残業をしてしまう、タイムカードは切って居残る・・・そんな光景は減りません。

やはりその原因は「職場の雰囲気」にあります。

ワーク・ライフバランスを実現するための過程として、残業削減に取り組む企業が多いですが、ほとんどの企業は「残業するのが当たり前」の雰囲気があります。
「残業が善」の企業では、みんなが残業時間を競い合うのは当たり前ですよね。
いかにして「残業は悪」という風土を植えつけるか。

メンタルヘルスの問題も、きっとその風土改革がなくしては、解決しない問題なのではないか、と思います。

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2008年8月 7日 (木)

■WLBとCSR

※7日にうまくUPできていなかったようです、タイムラグ、失礼しました!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はWLBとCSRについて、考えてみたいと思います。

CSR~すなわちCorporate Social Responsibility~は、「企業の社会的責任」と訳されることが多いです。
企業は、単に利益・営利を追求するだけでなく、社会へ与える影響に対しても責任を持つ、ということですね。

このCSR、WLB(ワーク・ライフバランス)と似ている考え方、と捉えている方も多いのではないでしょうか。

・・・確かに、似ている部分もありますし、若干異なる部分もあるように思います。

似ている部分、というと、企業が経済的な活動を行う際、必ず株主などのステークホルダーに対して説明責任をもちます。
たとえば、この事業をやったことでこれだけの利益が出た、もしくは損が出た、それはこういった理由からで、来期はこういう形で改善したい、といった具合です。
こういった説明が出来なければ、当然ステークホルダーから容認が得られず、企業としては信頼性を失っていきます。
そういった企業は持続できません。
つまり、「サスティナビリティ」さに欠ける、ということになります。
持続可能な企業を目指すには、このステークホルダー側である「消費者」(Consumer)、そして「市民」(Citizen)が非常に重要になってきます。
企業は単に利益だけを追求していけば、生き残れる、そんな時代は終わった、のかもしれませんね。

このステークホルダーに対する働きかけ、のひとつにワーク・ライフバランスの考え方を利用している企業も増えてきました。
例えば、ファミリーデーなどを開催し、地域のお子さんも招待するやり方。
企業活動を地域の人たちに広く知ってもらうことで、もしくはその会社の商品などを使って子どもたちに新しい発見をしてもらうことで、
新しい可能性を広げ、消費者や市民に一定の責任を果たす、といった具合です。

もちろん、「ワーク・ライフバランス」=「子育て支援」だけ、ではありませんが、
ライフの充実を図るきっかけを作るためにも、こういったCSRと絡めた取り組みは有効だと思います。

それにしてもこのCSRという考え方、ワーク・ライフバランスと同じくらい奥が深い!
国によっても捉え方が違いますし(宗教や経済基盤の違いがあるため、でしょうか)、CSRに関する取り組みの内容も違います。
今後も幅広く情報収集をしていきたいと思います!

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2008年8月 6日 (水)

■いきいき職場推進事業

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日ご紹介いたしました「いきいき職場推進事業」、もう少し詳しくお話いたしますね!

この事業、今回は4つの部門に分けて募集されます。

①長時間労働削減取り組み部門
②年休取得促進部門
③育児・介護休業制度充実部門
④多様な勤労形態導入部門

の4つ。
どれも「ワーク・ライフバランス」という観点からは非常に重要な取り組みです!
認定企業は部門ごとに選定され、弊社代表 小室も参加させていただいている「東京都いきいき職場推進事業認定企業審査会」が、書類審査や現地調査をもとに4部門で合計10社程度を選びます。
発表は12月上旬以降だとか。

大きなポイントは「現地調査」があること。
これまでの認定制度はどうしても書類審査とヒアリングだけで終わってしまうケースが多かったのですが、今回はきちんと現地を確認して効果を見る、というところが非常に先進性があると思います。
東京都の真剣度が伝わりますね!

詳しくは東京都産業労働局雇用就業部のHPまで♪

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2008年8月 5日 (火)

■東京都が中小企業に認定制度をスタート

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週8月1日に、東京都がワーク・ライフバランスに取り組む企業の認定制度を始めることがリリースされました。

仕事と生活を両立した働き方ができる職場環境の実現に向けた中小企業を認定し、取り組み内容を情報発信したり、イベントで紹介したりします。

第1回は8月1日から取り組み企業を募るそうです。

こちらの取り組みの正式名称は「いきいき職場推進事業」。
対象は都内に本社か主要な事業所をおき、常時雇用の従業員が300人以下の企業など。

実はこちらの事業、弊社も協力させていただいているのです!

詳細は明日、改めてご案内いたしますね♪

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2008年8月 4日 (月)

■赤ちゃん・ふらっとの設置

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

東京都は今「赤ちゃん・ふらっと」の整備を進めています。
小さなお子さんを連れて外出したとき、授乳やおむつ替えのスペースがなくて困った、というような声をもとに、「赤ちゃん・ふらっと」という愛称で、そのスペースの整備を進めているのです。

目標は22年度までに600箇所に設置するとか!
都立公園や児童館などの公共施設はもちろん、動物園などにも設置される予定です。

施設内にはカーテンなどで仕切ることができる授乳スペースや、調乳用の給湯設備、おむつ替えの台などを設置するそうです。

子育てにやさしい街、にどんどん変化していってくれると嬉しいですよね!

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2008年8月 1日 (金)

■くるみんマーク、とっていますか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今週は、意識せず、ですが経営トップが語るワーク・ライフバランス、という内容が多くなりましたね!
それほど経営トップの意識もかわってきた、ということでしょうか。

今日もひとつ、ワーク・ライフバランス先進企業として有名なニチレイフーズさんの例をご紹介いたします。

ニチレイさんは、次世代育成支援対策推進法に基づいて策定した行動計画を実行した証明として付与される「くるみん」マークを取得されています。
このくるみんを取得されようとした背景には、冷凍食品やレトルト商品などを扱うニチレイさんだからこそ、より正確な「食」の情報の提供を通して、日本の将来を担うこどもたちや子育て真っ最中の方たちを応援したい、と考えたのが発端だそうです。

社長の相馬氏いわく、子育ては仕事をもつ待たないに関わらず、日本では女性に大きな負担を強いているのが現実の中で、「食」の重要性を再認識してもらい、冷凍食品のよさや上手な使い方を子育て中の女性に理解してもらえれば、少しでも負担が軽減できるはずであるし、さらには父親である男性も子育てに参加するようになれば、一家団欒の食卓がよみがえってくる。
専業主婦や働く女性、そして男性の育児参加を促す思いもこめて「くるみん」を取得したそうです。

ニチレイさんのように「なぜ『くるみん』をとったのか」、そして「それをどのように活かしていくのか」まできちんと考えている企業は実は少ないのではないでしょうか。
「うーん、気付いたらとれていた」とか「一応、計画は実施したからとれるものはとっておいた」という姿勢の企業がまだまだ多いように思います。
もちろん、取れることはとても素晴らしいことなのですが、その意味をきちんと理解していないのは「宝の持ち腐れ」にほかならないと思います。

くるみんマークをとっていない企業さんは是非取得を目指して、
とっているけれど存在感がいまいち薄い…という企業さんは今一度「なぜとろうと思ったのか」について考えていただければと思います。

ちなみに、ニチレイさんのワーク・ライフバランスに関する制度紹介は次週、ゆっくりさせていただければと思います!

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