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2008年7月15日 (火)

■職場の雰囲気を変える

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週7月9日(水)から、日本経済新聞夕刊の社会面で、ワーク・ライフバランスに関する記事が連載されています。
もう皆さん、ご覧になっていらっしゃるかもしれませんが、まだの方のためにかいつまんでご紹介させていただきますね。

記事では5月末に行われた東京経営者協会主催の勉強会をベースに、企業の本音や取り組みを紹介しています。
会合では弊社も大変お世話になっています富士通総研の渥美氏が講演、その中で「女性のサポートだけでは不十分で、外国人を含む誰もが働きやすい職場を作ることが必要」、「業務体制などを見直せば生産性も向上する」とお話されたそうです。

「ワーク・ライフバランス」というとまだまだ「女性・子どものためのもの」という意識があるかと思いますが、渥美さんもおっしゃるように本当の意味でのワーク・ライフバランスは、男女の性差に関わらず、年齢や国籍にも関わらず、全ての人に必要なことです。
(本ブログをご覧いただいている皆さまは「うんうん」とうなずいてくださるでしょうか…?
うなずけなかった方、是非今日より前のエントリーもご覧ください!(笑))

さらに渥美さんは
「大企業では子育て支援などの制度は整ってきた。問題は十分利用されているかどうかだ」
と指摘されています。
東京商工会議所がワーク・ライフバランスに力を入れる企業に対して昨年実施したアンケート調査でもそれは明らかで、「十分な成果があがっていない」とする企業が65%にもなります。

この点は弊社も非常に注目している点です。
制度はあってもいざ使おうとすると仕組みや申請が複雑で使い方がわからない…
休業をとりたいと思っても、職場が『取得するなんて』という雰囲気で取りづらい…
そんな声もよく耳にします。
折角制度が整っているならば、就業規則のような文字だけのものをただ配布するだけでなく、例えばわかりやすい図や写真、取得経験者のコラムなどを載せてみんなが読みやすくする工夫をしたり、
制度をうまく使ってワーク・ライフバランスを実現するためのセミナーを会社として開いたり、というような仕掛けが次の段階では必要になってくる、と考えています。

記事の中でNTTドコモ法人営業本部の伊藤敦子さんのお話も掲載されていました。
(伊藤さんにもお目にかかったことがあるのですが、本当に素敵な女性なのです!)
特に印象的な取り組みは「にんげん図鑑分化会」という取り組み。
社内で、役職や性別、子どもの有無と関係なくワークとライフで頑張っている人、にフォーカスを当てて紹介する分科会だそうです。
このコンテンツは「ワーク・ライフバランスは女性や子どものもの」という意識を変えていくための仕掛けとしてとても素晴らしいですよね。
きっとこうした取り組みが、ドコモの商品力につながっていくのでは、と思います。
(昨日のエントリーではi-phoneの商品力を取り上げましたが、やはり日本企業にも頑張っていただきたいですよね!)

多くの企業が「雰囲気を変えるなんて難しい…」とおっしゃるのですが、やはりこうした草の根的な活動もベースで着々と進めていくことが大切だと思います。
雰囲気を変えるのは、まず自分から
ご自身が周囲に発信している雰囲気を、少しずつ変えていくことも重要ですね!

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