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2008年7月14日 (月)

■i-phoneとワーク・ライフバランス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先週、様々な媒体をにぎわわせたニュースにソフトバンクの「i-phone発売」がありました。
とても魅力的な商品で、私も「今こそ、ナンバーポータビリティを利用する?!」とすら思いましたが、一方で「あれ?でも、i-phoneって、海外の人が作ったものよね…」と。

日本は技術的にはどこの国の携帯メーカーより優れているはずなのに、どうして負けてしまうのだろうか?

そんな疑問がわいてきました。
そこで、アップルの創設者のひとり、スティーブ・ジョブスのことについて少し調べてみました。

実は彼が2005年6月12日に行ったスタンフォード大学卒業祝賀スピーチががとても好きで、何度となく壁にぶつかったときに読んでいたのですが、そこから「ワーク・ライフバランス」に関する発見が!
(すみません、もはやワーク・ライフバランス中毒のようですね…笑)

彼は講演の中で、
「好奇心と直感の赴くままに転げ込んだ多くのことが、後になって、値段の付けられないものに変わった。」
といっています。
その例として、リード大学で学んだカリグラフィ(飾り文字)から得たアイデア、をあげています。
そこで学んだ、セリフ(欧文活字のひげ飾り)やサンセリフの書体、活字の組み合わせで字間を変えたり、素晴らしい印刷活字(フォント)の作り方などを、10年後、マッキントッシュ・コンピューターを設計する時にすべてを組み込んだそうです。

彼はこういっています。
「もし私が、大学のこの単一のコースに寄り道していなかったならば、マックは複数書体も入っていなかったり、字間調整フォントも無かったでしょう。(略)
先を見て点と点を結びつけることは出来ないけれども、過去を振り返ると繋げることが出来る。」

彼が当時のワーク(大学での興味のもてない勉学)ではなく、ライフ(興味のある分野について大学で学んだ経験)から得たことが、実際のワークに大きく影響を及ぼしていた、というわけです。

その彼が作ったアップル社のi-phoneの魅力はきっと、デザイン性や遊び心といった本来の機能にプラスαされたもの、なのではないでしょうか。
そしてそのプラスαが、日本でも高く評価される時代になってきた、ということの表れのように感じています。

日本の技術に、少しの「ライフ」が活かされたら、実は敵無し状態なのではないでしょうか。
そういう視点からも、まさに「ワーク・ライフバランス」の「ライフ」の部分が非常に重要だ、とこの「i-phone」の発売で感じました。

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