« ■ポイントカードを有効利用! | トップページ | ■続・朝ごはんを食べていますか? »

2008年6月23日 (月)

■服飾業界での残業削減事例

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスを進める中でいくつかの課題がありますが、特に大きな課題が「残業削減」ではないでしょうか。

今、この残業削減に取り組む企業が増えてきています(弊社にもお問い合わせを多くいただいています)。
少し前に、マクドナルドの店長が残業代の支払いを求める裁判を起こして話題になりましたが、店長を管理職扱いにしたままで残業をなくす、という取り組みもいくつかの企業で始まっています。
(私どもとしては、「管理職だから残業代がつかない」ですとか「管理職でないから残業代を請求できる」という点に着目するというよりは、「会社全体として残業を減らす」ということにこだわっていきたいな、と考えておりますので、こうした取り組みを進める企業が増えてきたことにはとても嬉しく感じています!)

今日はいずれも婦人服を中心とした服飾関係の企業さんの事例をご紹介します!

しまむらでは店長の7割以上が女性。
防犯上の理由もあるそうですが、店長の労働時間は午前10時~午後7時とのこと。
在庫確認などに時間がかかる場合は、(残業して実施する企業が多い中)翌朝に回して、それが終わるまで開店時間は遅らせているそうです。
おそらくどの店長も「開店時間」というデッドラインを決めて、なんとか間に合うように効率を上げる工夫をされているのでは、と推測しています。
また、しまむらの社長、野中氏は「残業をしていたら、本来の店長業務に専念できない」とおっしゃっているとか。
・・・本質を突いていらっしゃるなぁ~と思います。

また、以前も強制的に休暇を取得させるなどして店長の残業を抑えている企業として紹介したユニクロの柳井社長は「現場を一番よく知っている店長が一生の仕事にできる仕組みがなければ、企業の永続的な成長はない」とおっしゃっているそうです。

実はこの2社、不振が続いている衣料品業界の中ではいずれも好調な成績を発揮されています。
しまむらは08年2月期まで7期連続で最高益を更新、ユニクロさんは5月の既存店売上高を約8%も伸ばしています。
「残業削減」にこだわりをもって取り組んでいる2社が好調ということは、相関性があると考えてもよいのではないか、と思います。

やみくもに「長時間いる」ことだけが評価される時代ではなくなった、ということは、どこに付加価値をつけていくかを頭で考えなくてはならない時代であるともいえます。
そしてそれは非常に大変なことでもありますが、チャレンジのしがいのあることでもあるのでは、と思っています。

|

« ■ポイントカードを有効利用! | トップページ | ■続・朝ごはんを食べていますか? »