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2008年6月

2008年6月30日 (月)

■カエル!ジャパン!!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

皆さんは、「仕事と生活の調和推進(ワーク・ライフ・バランス)」に関する国のホームページがあるのをご存知でしょうか?
http://www8.cao.go.jp/wlb/

ぜひ一度ご覧いただきたいのですが、トップページでにっこり笑っているカエルくんは必ずチェックしてみてください!

このカエルくん、「カエル!ジャパン」のシンボルキャラクターなのです。
帰る(go home)」と「変える(change)」を掛けている、というわけなのですが、
彼はこう言っています↓。

──*──*──*──*

自分にとって心地いい働き方が
周りのみんなにも心地よく響くといいね。
ひとりひとりが、仕事も、人生も、
めいっぱいたのしめる
そんな会社や社会になるといいね。

たとえば「会議はみんなで1時間と決めてみる」とか
「朝、To Doリストを作ってみる」とか
・・・働き方を変えることで
プライベートをたのしむ時間をつくり出す。

社長も、ベテランも、新人も、
サラリーマンも、ワーキングマザーも・・・
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」
の実現に向けて、仕事のやり方を何かひとつ、
今日から変えてみませんか?

──*──*──*──*

まさに本質的~!
というわけで、弊社も早速このプロジェクトに(勝手に)参加していこうと思っています。

この取り組み、実は1人からでも参加できますので、このブログをご覧いただいている方は(できれば)全員参加、でお願いしますね♪

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2008年6月27日 (金)

■裁判員制度とワーク・ライフバランス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日の続き、日本経済新聞朝刊の「働くニホン」コーナー第5部の「新しい仕事のかたち」、6月24日号で、鳥取リコーさんの事例のほかに私が気になったトピックをご紹介したいと思います。

実はもう一つのトピックはかなり前から気になっていた点でした。
その点がいよいよ「ワーク・ライフバランス」と絡めて論じられてくるようになったか…という思いもこめて、ご紹介したいと思います。

コラム内の一番最後に2009年5月からスタートする裁判員制度の話題が掲載されています。
この裁判員制度がスタートすると、選出された国民は原則、裁判員として刑事裁判に出廷しなければなりません。
「原則」ということがポイントなのですが、裁判員制度が適用される地方裁判所の刑事事件の数はなんと、年間10万件以上!http://www.courts.go.jp/sihotokei/graph/pdf/B18No3-1.pdf

ということは、11,020千人いる労働者(http://www.stat.go.jp/data/nenkan/zuhyou/y1601000.xls)の1%は招聘される可能性がある、ということですよね。
(正確な数字でなくてごめんなさい。。。)

100人の会社ですら1人は裁判員制度で呼ばれる可能性がある、となると、例えばどの制度を使って休んでもらおうか、などといった議論はあってしかるべき。

この裁判員制度も、厳密には「ライフ」ではないかもしれませんが、企業にとってみればワーク以外のこと。
どのように社会に貢献する人材をスムーズに送り出せるか、本気で考えないといけないという部分ではワーク・ライフバランスへの対応と似ているとも思います。

裁判員制度とワーク・ライフバランス、もう少し深く考えてみたいテーマですね!

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2008年6月26日 (木)

■シゴトも仕事、という考え方

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

日本経済新聞朝刊1面の「働くニホン」というコーナー、みなさんご覧になっていますか?
私はとても参考になる事例が毎回紹介されているので大好き(?)なコーナーなのですが、ちょうど今第5部として「新しい仕事のかたち」という連載がされています。

6月24日の「3」では、「私事もシゴト」というキャッチが掲載されていたのが目を引きました。
以前のブログでもご紹介しましたが、糸井重里さんが「公私混同のススメ」ということをおっしゃっていることと少し似ているのかな、と思います。

特に注目したのは、自治体と企業が手を組んで、地域や家庭と働き手のかかわりを深める取り組みが始まった、という部分。
事例として紹介されているのは鳥取リコー(鳥取市)さんで、授業参観のための半日休暇や、家族に職場を見せる「家族ふれあい参観日」を設けて、地域の清掃活動や森林保全活動も充実させたとか。
社長のコメントには「休暇の取得率が上がっても会社の業績は落ちない」とありました。

まさにこの言葉には「ワーク・ライフバランス」の本質が隠されているのではないでしょうか。
地域や家庭(つまりライフ)に貢献することで、仕事(つまりワーク)へのやる気もうまれますし、ライフの時間を捻出するためにワークの質や効率を上げることへの意識が高まる、という循環が生まれるのです。

おそらく経済的利益があって初めて企業も本腰を入れて取り組めるはず。
今後、こういった取り組みを始める企業は増えてくるのではないでしょうか。

この記事ではもう1点、注目したい内容がありましたのでそれは明日に。。。

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2008年6月25日 (水)

■厚生労働省が短時間勤務と残業免除制度の創設を企業に義務付け

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

少し前のニュースですので既にご存知の方も多いかと思いますが、改めてこちらのブログでも取り上げたい話題があります。

厚生労働省が、仕事と子育ての両立を支援するため、3歳未満の子供を持つ社員を対象に短時間勤務と残業免除の制度を設けることを企業に義務付ける方針を固めました。
また男性の育児休業制度の取得を支援するため、原則一度しかとれない休みを分割してとることができるよう改めるそうです。
来年の通常国会に育児・介護休業法の改正案を提出する予定とのこと。

現在の育児・介護休業法はすべての企業に対し、短時間勤務、残業免除、フレックスタイム、始業・終業時間の繰り上げ・繰り下げ、企業内託児所の設置の五つの制度の中から最低1つを実施することを義務付けていますが、厚生労働省は短時間勤務と、残業免除の2つが仕事と子育ての両立にもっとも有効と判断、2制度の導入を企業に義務付けることになります。

非常に画期的な決定(特に休業の分割取得可能についてはとても有効な施策)だと思うのですが、その一方で、例えば残業免除の対象を育児休業者だけに限定するのは、対象者以外の人に不公平感を与えることになってしまい、逆効果を及ぼす場合もあります。
国も企業も、目先の目的にとらわれることなく、本質的なワーク・ライフバランスの実現を意識しながら、個別の制度や対策を進めていただきたいと思いますし、弊社もそのお手伝いをさせていただき続けたいと思います!

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2008年6月24日 (火)

■続・朝ごはんを食べていますか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日のブログで朝ごはんの重要性をお伝えしましたが、どうやら東京都が社会人版(?)を発表していたようです。
情報収集が足りず失礼しました!

6月16日に発表した都内で勤務する働き盛りの30代、40代の男性を対象にした生活習慣実態調査によりますと、全体の4人に1人が朝食を食べていないことが明らかになったそうです。
また、1週間に1回以上運動している人は3割にとどまったとか。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2008/06/60i6g200.htm

運動できない理由に、「忙しくて時間がない」が41.3%をしめたのも悲しい事実ですね。。。
不健康な人が増えていくことは、日本の将来を考えるとまずいなぁ、と思います。
(かくいう私も出産後、きちんと運動をしていなかったので、そろそろ復活させねば!と思う今日この頃です)

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2008年6月23日 (月)

■服飾業界での残業削減事例

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスを進める中でいくつかの課題がありますが、特に大きな課題が「残業削減」ではないでしょうか。

今、この残業削減に取り組む企業が増えてきています(弊社にもお問い合わせを多くいただいています)。
少し前に、マクドナルドの店長が残業代の支払いを求める裁判を起こして話題になりましたが、店長を管理職扱いにしたままで残業をなくす、という取り組みもいくつかの企業で始まっています。
(私どもとしては、「管理職だから残業代がつかない」ですとか「管理職でないから残業代を請求できる」という点に着目するというよりは、「会社全体として残業を減らす」ということにこだわっていきたいな、と考えておりますので、こうした取り組みを進める企業が増えてきたことにはとても嬉しく感じています!)

今日はいずれも婦人服を中心とした服飾関係の企業さんの事例をご紹介します!

しまむらでは店長の7割以上が女性。
防犯上の理由もあるそうですが、店長の労働時間は午前10時~午後7時とのこと。
在庫確認などに時間がかかる場合は、(残業して実施する企業が多い中)翌朝に回して、それが終わるまで開店時間は遅らせているそうです。
おそらくどの店長も「開店時間」というデッドラインを決めて、なんとか間に合うように効率を上げる工夫をされているのでは、と推測しています。
また、しまむらの社長、野中氏は「残業をしていたら、本来の店長業務に専念できない」とおっしゃっているとか。
・・・本質を突いていらっしゃるなぁ~と思います。

また、以前も強制的に休暇を取得させるなどして店長の残業を抑えている企業として紹介したユニクロの柳井社長は「現場を一番よく知っている店長が一生の仕事にできる仕組みがなければ、企業の永続的な成長はない」とおっしゃっているそうです。

実はこの2社、不振が続いている衣料品業界の中ではいずれも好調な成績を発揮されています。
しまむらは08年2月期まで7期連続で最高益を更新、ユニクロさんは5月の既存店売上高を約8%も伸ばしています。
「残業削減」にこだわりをもって取り組んでいる2社が好調ということは、相関性があると考えてもよいのではないか、と思います。

やみくもに「長時間いる」ことだけが評価される時代ではなくなった、ということは、どこに付加価値をつけていくかを頭で考えなくてはならない時代であるともいえます。
そしてそれは非常に大変なことでもありますが、チャレンジのしがいのあることでもあるのでは、と思っています。

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2008年6月20日 (金)

■ポイントカードを有効利用!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスを進めるにあたって重要なことはいくつかありますが、中でも重要なのが「コミュニケーション」ではないか、と考えています。
コミュニケーションにも色々なものがありますが、ワーク・ライフバランスの世界でいうと、部下と上司、上司と経営層、といったそれぞれの階層をつなぐ時のコミュニケーションが特に重要に思います。

円滑なコミュニケーションを促進するには、「誉める」ことがポイント。
弊社では今「誉めポイント」なるものをつくり、もっと「誉めあう」ことを増やしていこうと思っています。
(今でも気持ち悪いくらい誉めあう組織ではあるのですが・・・:笑)

さて、こんな「ポイント」を使って業務改善をしている企業さんの事例が先日の日経新聞で取り上げられていましたので、こちらでも簡単にご紹介!

岩手県北上市の運送会社イワテロジックスさんでは、社員さんなど70名に「スタンプカード」を支給し、毎朝出勤後に職場の掃除を30分間する「環境整備」に取り組めばスタンプがもらえるそうです。
人の嫌がることを徹底して実行さえ人材を鍛えることが目的だとか。
また、業務の効率化のための「カイゼン」提案をしても1ポイントもらえるそうです。

オフィスの清掃、すなわち整理整頓は「効率化向上」の第一歩ですよね!
ポイント制が大好きな女性が多い会社では、こうした取り組みをいろいろな面でアレンジしてみると効果があがるように思います。
ご参考にどうそ!

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2008年6月19日 (木)

■朝ごはん、食べてますか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は少し雰囲気をかえて、朝ごはんの話題です!

最近、食育や「早寝早起き朝ごはん」といった標語を耳にされることが多いかと思いますが、朝ごはんはとてもいい効能があるそうです!
ワーク・ライフバランス的にいうと、「効率アップ・生産性向上」にとても大きな影響をもっています。

文部科学省「平成19年度 全国学力・学習状況調査 調査結果(平成19年10月)」によると、国語・算数ともに朝ごはんを「毎日食べる子ども」のほうが「食べない子ども」より正答率が高いことがわかったそうです。
この理由はなんと「」にあるとか!

脳はエネルギーを保存できないそうで、朝食をしっかり食べないと脳が働かない、そのために正答率に影響が出る、という流れのよう。

この調査は子どもが対象ですが、大人にも同じことがいえそうです。
短時間で、もしくは決められた時間内で、きちんとした成果を上げていくためには、時間の使い方などとあわせて「食」というものも見直していかないといけないですね!

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2008年6月18日 (水)

■ワークライフバランスから、画期的なアイディア創出を目指す

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

ワーク・ライフバランスにチャレンジ中のニフティさんが展開されている@niftyビジネス、「緊急ディスカッション ビジネスアイテム研究室 ~ワークライフバランスから、画期的なアイディア創出を目指す~」と題して、コクヨ株式会社万木(ゆるぎ)様、ニフティ株式会社大野様、正野様と弊社小室の対談が掲載されております!

http://business.nifty.com/articles/kokuyo/080609/index.htm

このコンテンツは、「ビジネスアイテム研究室」という、ビジネスパーソン向けのSNS「ビジネススペースβ版」で始まった、ユーザー参加型の商品開発プロジェクトに関わる万木さんと大野さん、正野さんからお声をかけていただいて実現した企画です。

当日は私も同席させていただいたのですが、
「『ワーク・ライフバランス』に取り組むことはシビアなことなんです」と日ごろお話させていただいている私どもも、
「ワーク・ライフバランスを実現させるためにはどんなアイテムが必要か」を「女性らしい視点も交えて考える」ことがとても楽しく、
シビアなことに楽しみながら取り組む姿勢は今後も持ち続けていきたいな、と肌で実感しました。

担当くださった万木さん、大野さん、正野さんは皆さんかっこいいビジネスマンでいらして、こういう方々が「ワーク・ライフバランス」について意識を持ち、率先して取り組んでくださる社会になったのだなぁ、と感慨深くもあり、また、そんな新しい「ビジネスマンモデル」を実践する方を今後も増やしていきたい、と思った、とてもいい時間を過ごさせていただきました!

@niftyビジネスでは、今回のコンテンツのほかにも、とても興味深いコンテンツがたくさん展開されていますので、是非みなさんご覧ください!
http://business.nifty.com/articles/kokuyo/080609/index.htm

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2008年6月17日 (火)

■タイムリミット・テーブル

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は面白い机、のご紹介です。
先日、6月13日(金)日本経済新聞の夕刊にも紹介されていましたが、その名も「タイムリミット・テーブル」。

不動産k内発のアーバンコーポレイションさんと、オフィス家具製造の岡村製作所さんが共同開発したテーブルなのですが、設定した時間が来るとテーブルの天板が4つに分かれ、ばらばらの高さにせりあがり、会議の続行が不可能になる―というもの。

写真で見たのですが、「うーん、これは会議どころではない!」というほど大きくせりあがっていました!(笑)

しかも、テーブル上のライトが光って時間の経過を知らせてくれる機能もついているとか。

これまでの日本社会では、長時間働くことを前提に、いかに居心地のよいオフィスを作るか、というところに注目が集まっていたように思いますが、これからは「いかに早く終わらせるか」「いかに早く帰らせるか」が重要なポイントになってくる、ということを察知した商品ですよね。
(ちなみにこの「タイムリミット・テーブル」にセットになっている椅子は、すわり心地をあえて悪くしているとか。。。)

目の前でライトが光ると集中力が低下する、というような意見もあるようなのですが、こうした「時間を意識する」商品がこれからも出てくるのでは、とアンテナをはる毎日です!

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2008年6月16日 (月)

■第27回ベスト・ファーザー イエローリボン賞

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日、6月15日(日)は「父の日」でしたね!
この父の日にあわせて先日、第27回ベスト・ファーザー イエローリボン賞の受賞者が発表されました。

⇒詳細はこちら:http://www.fdc.gr.jp/cam/gigyo1.html

どの受賞者も素敵な方だな、と思ったのですが、特に印象的だったのは政治部門で受賞された長野県下條村村長の伊藤喜平さん。

少子化の原因として出生率の低下が叫ばれる中で、なんと、下條村では人口が増加したそうです!
今では下條村は「子供が増える村」と呼ばれているとか。

伊藤さんが取り組んだ政策はとても特徴的で、
●1997年には「若者定住促進住宅」なるものを建て、2LDKに2台分の駐車場(!)がついて家賃が月36,000円、というものや、
http://www.vill-shimojo.jp/wcweb/hp/page000000700/hpg000000676.htm
●中学生までの医療費を無料にしたり、
●保育料もこの1年で計20%引き下げたり、
「子育てしやすそう」「子供を産みたい」と思わせるような仕掛けがいっぱい!

おっしゃっていた言葉のなかに「今のうちから、村づくりの主役予備軍を作っておけば、『循環型社会』ができる」というものがありました。
これは自治体という大きなレベルでもそうですが、企業という小さな組織でも同じことが言えるのではないでしょうか。
今のうちから優秀な人材を採用し育てることで、将来の事業を支えるスタッフを増やしていく、それこそ企業が永続して利益を出し存続するための必須要件、そんなふうにもとれるメッセージだな、と感じました。

それにしても、「かっこいいお父さん」というだけでなく、こういった政策などにも着目して受賞者を選ぶなんて、素敵、です♪

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2008年6月13日 (金)

■ドロップイン・オフィス

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日・一昨日と在宅勤務などについての取り組みをご紹介しましたが、オフィス以外の場所で仕事をする、という点でいうと、さらに様々な方法があります!

皆さんは、ドロップイン・オフィス、というものをご存知でしょうか?
「従業員が気軽に短時間立ち寄って、仕事をすることができるスペース などと定義されていますが、例えば仕事の途中にある一定の場所でPCを立ち上げて作業をしたり、FAXを送れたり、という場所のことをいいます。

こうしたドロップイン・オフィスを事業として提供しているのがコクヨさんのデスカット
実は私も愛用者なのですが、大変便利です!
お客様にお伺いする案件が2件あったとすると、その間の時間をどう有効活用するか、が定時で帰る鍵を握っています。
1分1秒でも、業務中の時間は無駄にしたくない、しかもクオリティも落としたくない、そんなときはカフェなどではなく、電源もしっかり整備されていて静かな環境を選んでいます。このほかにも、企業としてドロップイン・オフィスを用意しているところもあります(日本IBM社など)。

セキュリティを保つ工夫さえしていれば、どこでだって仕事はできる。
家族が突然倒れても、伝染病が会社を覆ったとしても仕事ができる
「仕事は会社でしなければならない」という、これまで原則だと思われていたことを、社会の流れ・リスクにそった形で仕組みをアレンジしていくことが、これからのダイバーシティ社会/ワーク・ライフバランス社会には必要なことだといえるでしょう。

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2008年6月12日 (木)

■在宅勤務制度(HP社その2)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

さて、昨日から在宅勤務・テレワークの導入に取り組む企業のご紹介として、ヒューレット・パッカード社の「フレックスワークプレイス」制度を取り上げています。

このフレックスワークプレイス制度ですが、本人が希望するだけでなく、上司が業務遂行上の有効性を判断し、マネジメント上問題ない、という場合のみに利用を認めているそうです。
しかも、非常に使いやすいな、と感じるのは、前日までに上司に申請をすればすぐに利用が可能であること!
企業によっては、「在宅ワークを実施するには、『申請書』を書いて、上長印を3つもらって、さらにPCの設定を変更して…」と様々なステップがあり、実際の利用までには数週間かかるところもあるなかで、「前日申請したら翌日使える」という手軽さとスピーディさは非常に利便性も高く、実効性があるように思いますし、生産性向上に寄与しているのではないでしょうか。
(HP社でも、育児・介護のための在宅勤務制度では、直属上司・マネージャー・人事への申請書が必要だそうで、制度の位置づけ・意味によってステップが違うようです。)

HP社、今回は在宅勤務の件で取り上げましたが、フレキシブルな働き方の推進という意味では、他にも様々な取り組みをされています。
たとえば、フリーアドレス
固定席を持たず、出社したら自由に席に着席し、様々な人と交流を図りながら仕事を進める、というスタイルのことです。

こうした取り組みは、一見簡単に導入できるように思えるのですが、確実に効果を上げるためには、その会社の仕事内容・風土にフリーアドレスなどが適切なのか、ということをしっかりと調査した上で実施しなければなりません。
その点、HP社さんは、制度の本格導入に向けてトライアル期間を設定して、その有効性を検証しているそうです。
今回、週5日にするのではなく、数日、と設定したのも、1週間出社しないと社内コミュニケーションが不足し、業務に支障が出ることがわかったからだとか。

業種・職種によっては全日でもスムーズに仕事ができるところもあるでしょうし、1日が限度、というところもあるかもしれません。
自社ならでは、の制度にしていくためには、実際にトライしてみて、ちょうどいいころあいを探る、というのが必要ですね!

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2008年6月10日 (火)

■在宅勤務制度(HP社その1)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

最近、在宅勤務・テレワークの導入を検討している企業が増えています。
例えば自宅で仕事ができる環境を整えたり、外出先でも仕事をすることができるようなシステムを導入したり、と形態・方法も様々です。
弊社にもこういった在宅勤務等に関するお問い合わせを多くいただいていますが、非常に参考になるのが既に取り組みをスタートされている企業さんの事例です。

今回は、日本ヒューレット・パッカード株式会社さん(以下HP社)の事例をご紹介したいと思います。
(非常に有名な事例ですので、ご存知の方も多いかもしれませんが、是非お付き合いください!)

HP社では、週1日程度のいわば「プチ在宅勤務」を認める「フレックスワークプレイス」制度を導入され、成果を上げられています。
この制度がスタートしたのは昨年07年の11月から。
対象はなんと!全社員!
(ときおり、育児・介護中のスタッフのみを対象にしている企業がありますが、対象範囲を限定してしまうと不公平感に繋がりますので注意深い検討が必要です。)

特徴としては、毎日在宅勤務をするというわけではなく、「1ヶ月のうち、数日間(1週間に1、2日間程度)、1日の就業の一部または全部を自宅において就業することを認める」としていることにあります。

実はHP社、すでに「育児・介護のための在宅勤務制度」は設置済みで、今回の制度はあくまでも働き方の多様性を広げるためのもの
まったく趣旨が異なるのですが、「ワーク・ライフバランス」は全ての人にとって関係することであることを考えると、HP社のように対象者を限定しない制度を導入することは非常に本質的であるように思います。

しかも、生産性の向上にこの制度が寄与しないと判断されれば、即利用停止になるそうです。
まさに、「能率アップ」のための手段、という位置づけなんですね!

明日もHP社の在宅勤務に関する取り組みについてご紹介してまいります。

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2008年6月 9日 (月)

■制度の認知を高めるには?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

厚生労働省はこのほど、「今後の仕事と家庭の両立支援に関する調査結果」を発表しました。
こちらの調査によると、育児休業制度を利用したい男性は32%とのこと。
実際の取得率が3割に満たないことを考えると、男性が育児休業制度を利用できない状況がまだまだあることがわかりました。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/05/h0520-1.html

また、「企業が思うほど、従業員は育児休業制度や育児のための短時間勤務制度の内容を認知していない。」という結果も出たようです。

実は弊社にご相談が多いのもこの点です。
制度の拡充はこれまでも続けてきたが、実際に取得・利用する人が少なく、結局効果があったのかわからない…」というご相談が多いのですが、やはり折角新設した制度をきちんと社内に周知できていないことが一番の原因にあります。

単にイントラネットに掲示しただけ、社内報に掲載しただけ、では、様々な情報の海の中にいる社員には届かないことも多いので、ちょっとしたテクニック・コツをつかって発信していくことが大切です。

この「コツ」も、ワーク・ライフバランスの実現方法と同じで、「必ずこれが効きます!」という特効薬はなく、会社の体制や風土によっても変わってきます。
先進的に発信されている会社さんの例を見ると、社内報に動きのある写真や図などを使ったり、ブログなどを用いて社員と担当者がインタラクティブなやりとりを行ったり、と「リアル感」を伝えている企業が多いように思います。

制度を作るだけではなく、きちんと使ってもらうように工夫をする、その広報活動も担当者の仕事のひとつ、ですね!

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2008年6月 6日 (金)

■もうすぐ「父の日」がやってきます!

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

来週末は何の日か、皆さんご存知ですか?

・・・そうです!「父の日」です!

これまでなんとなく「母の日」の影に隠れていたような「父の日」ですが、(あれ?それは我が家だけでしょうか?!)昨年娘が生まれてからは「母の日」も大事だけれど、それ以上に「父の日」の意味って大きいよなぁ、と思っております。
夫も「いつかは『父の日』だから、パパ、いつもありがと!」と娘に言ってもらえるのを楽しみにしております(今は「だ~~~」「あ~~~」で娘なりに感謝を伝えているようですが…)。

さて、そんな父の日にとても素敵なイベントのご紹介です!
弊社代表 小室もアドバイザリーボードをつとめさせていただいております、NPO法人Fathering Japan(ファザーリング・ジャパン)さん(以下、FJ)のファザーリング・フェスタです。
関東近郊にお住まいの方は是非ご家族で参加されてはいかがでしょうか♪

↓以下、FJさんからのメールマガジンの抜粋です!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ~父の日イベントに参加しよう!ファザーリング・フェスタ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6月15日(sun)は、父の日。

この日は「お父さんがネクタイをもらう日」ではなく、
「パパが軸となって、家族の楽しい思い出をつくる日にしよう!」
と、FJでは提唱しています。

そんなファザーリングなパパ向けのイベントがあります。

★ファザーリング・フェスタ~読み聞かせ&工作広場
・日時:2008年6月15日(日) 13:00~17:00
・場所:錦糸町olinas (墨田区太平4-1-2 錦糸町北口徒歩3分)
 http://www.olinas.jp/info/event/0806/index.html

お父さんと子供のコミュニケーションの方法論を楽しく学べる実践の場です。
うちわのイベントは、キッズよりパパ達がきっと本気になりますよ。

昨年秋にも実施しましたが、FJにとってフェスタ開催の目的は・・・

1)父子コミュニケーションのオリジナルコンテンツの実験場になること
2)実行するお父さんたちのネットワークの出会いの場になること(パパ友交流)
3)保育園事業などについてのパパママの生の声を聴けるリサーチの場になること

です。

どうぞ皆さん。
ファミリーでご来場いただき、子どもたちと笑う一日をお過ごしください!

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2008年6月 5日 (木)

■日本人が子供を2人以上産まない理由(その2)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日のブログでは、日本の女性が「産んでもいないし、働いてもいない」ところに位置している理由として考えられるもののうち、1つ目の「経済的背景」についてご紹介しました。
今日は予告どおり!2つ目の理由である「1人目の育児のトラウマ体験」についてです。

実はこの「トラウマ」体験、代表の小室も私も、陥りそうになったのです。。。

子供が生まれて半年くらいは、初めての出産・育児で慣れないこと続きで精神的にもいっぱいいっぱい、夕方になると子供も疲れてくるので気難しくなるのですが、母である私も、子供が何で泣いているのかもわからないし、どうしたら泣き止むのかもわからない…
途方に暮れたまま、夜中の1時、2時まで泣きそうになりながらあやし続ける日々がありました。

そんなときに、残業をして帰ってきた夫が夜中の2時に帰ってきて、ドアをバターン!!と閉め、子供が起きたときには!!

もう、キレそうになりましたし、彼の後姿に「もう二人目なんて、絶対生まないからねー!!!」と叫んだことも。

…この経験談を講演のときにお話すると、うつむかれて苦笑されている男性もちらほら見られるほどですから、実はこういった経験をされている女性は多いのではないでしょうか。

もちろん、育児に関わる方が夫婦ふたり、というパターンだけではないと思いますので、あくまでも一例ではありますが、パートナーがいるにもかかわらず1人で育児をする、そういった状況を打開していかない限り、なかなかこの「トラウマ」から開放されず、2人目を産もう!とは思わないのではないか。
そのように考えると、少なくとも育児のパートナーであることが多い男性の働き方も一緒に変えていかねばならないように思います。

「(女性が)産んでもいないし、働いてもいない」という状況から、「産んでもいるし、働いてもいる」という未来に進むために、「ワーク・ライフバランス」がひとつの実現方法なのでは、と思っています。

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2008年6月 4日 (水)

■日本人が子供を2人以上産まない理由(その1)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

昨日のブログでは、世界の国々の出生率と女性の社会進出についてお話いたしました。
今日は、世界の中での日本の位置について考えてみたいと思います。

実は昨日もちらっとふれましたが、日本は「産んでもいないし、働いてもいない」というところに位置しているのです。
これまで家庭にいる女性を中心に手厚く支援を行ってきた国、といえると思うのですが、それでも「産んでいない」という現実があります。
一人目を出産される人は多くても、なかなか二人目、三人目、といかない…。
その背景には一体何が隠れているのでしょうか。

大きな理由は二つある、と考えています。

一つは経済的な背景。
日本では教育費など子育てにかかるお金が高騰しています。
1人育て上げるのに2000万円以上かかるケースもあるとか。
それと同じように給与も上がっていればいいのですが、残念ながらその部分は満足な金額ではない、という方のほうが多いのではないでしょうか。
以前は男性ひとりの収入で子供を3人育てられた時代もあったのですが、今は2人は育てられない、なんていう数字も出ているほどです。
つまり、子供を2人以上育てようと思ったら男性だけではなく女性も収入を得ていないと苦しい、というのが今の日本の状況です。

この経済的な背景はなんとなく想像がつかれるかもしれないのですが、実はもっと大きな理由、女性が二人目を生もうとしない二つ目の理由があるのです。

それは、「一人目の育児のトラウマ」です。

これについては明日また!

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2008年6月 3日 (火)

■07年の出生率、上昇したそうです

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

6月1日に、07年の出生率2年連続上昇、出生数は微減したというニュースが報道されました。

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07年の出生率2年連続上昇、出生数は微減 

出産期人口減少影響 2007年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数)が2年連続で上昇し、1.33―1.34程度となったことが分かった。
微減だった出生数に対し、出産期にあたる女性の人口の減り方が大きく、1人当たりの数値を押し上げた。
出生数が増加した06年とは異なる比率上昇で、改善傾向の定着とは言えない面もある。
官民一体の少子化対策は引き続き課題だ。

合計特殊出生率は出産期と位置付ける15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を足したもの。
出生率は出生数を女性の人数で割って算出する。
05年まで5年連続で低下して過去最低の1.26となったが、06年は1.32に急回復。
厚生労働省が6月上旬に発表する07年の出生率は、前年より0.01―0.02ポイント程度上昇したようだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080601AT3S3100M31052008.html

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実は日本は先進国の中でも珍しい、「女性が産んでもいないし、働いてもいない国」なのです。

1960年代から70年代、欧米先進諸国では出生率は低下しました。
その原因には、女性が高学歴化し、社会進出が進んだことがいわれています。
欧米先進諸国では、その時期をひとつの転換点として、女性の就労を前提として育児休業制度や雇用条件を整える、つまり働きやすい環境を整備するような政策をとった国が多くありました。
一方で、あくまでも女性は家庭にいるべき、社会に出て働くことは例外的であるという考えから、子育てと仕事の両立のための支援施策をとらなかった国もありました。

80年代になるとその政策の差が如実にあらわれてきまして、女性が働きやすいように制度を整えた国ほど出生率は高くなっています。

例えば、このブログでも何度かご紹介したスウェーデン、デンマーク、フィンランド、フランスなどは女性が働くことを念頭のおいて、保育制度や育児休業制度などを整えました。
これらの国々は日本よりも出生率は高くなっています。

一方、女性は本来家庭にいるべきだとして政策上の支援を行わなかった国としては、ギリシア、スペイン、イタリア、ポルトガルなどが挙げられます。
これらの国々は日本よりも出生率は低くなっています。

では、日本の位置は?・・・気になりますよね。
そのあたりは明日のブログで!

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2008年6月 2日 (月)

■今、眠たくないですか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はワーク・ライフバランスからみた「睡眠」のお話です。

今、日本人の睡眠時間が、減っています!
正確には、平日の睡眠時間、ですが、なんと、働いている人の4割以上が、平日の睡眠時間が6時間未満だとか。。。
みなさんはいかがでしょうか?

私の場合、1歳になる娘がおりますので朝は5時に起こされます。
(幼児は朝日とともに目覚め、夕日とともに眠くなりますので…)
ですので、23時には私も主人も眠くなり、日付が変わるころにはもう我が家は真っ暗。
もちろん「自宅で隠れ残業!」なんてことは、たとえしたくってもできません。
(弊社は残業禁止の会社ですので「したい」と思うことも許されません:笑)
ですので、睡眠時間としては6時間はきちんと取っているかな、というところです。

でも、独身時代はどうだったか、と振り返ると、
朝ぎりぎりの8時過ぎに飛び起きて、朝食も取らずに駅までダッシュ!
もっと早く起きればいいのに前日の夜(というか当日の朝?)2時半に就寝したので起きれるはずもなく…。
という毎日だったように思います。
(こんな生活、今思うと「・・・老ける!!」と愕然としますが…)

* * *

この調査の中で一番気になったのは、「睡眠に関する悩み」の部分。
昼間、眠気に襲われる方も非常に多いようです。
これは仕事の上でも効率が悪いですよね。

「ワーク・ライフバランス」の「ワーク」の部分へ睡眠時間の短さが与える影響はもちろん大きいのですが、メンタルな部分にも影響がある、といわれています。
きちんと安定的な成果を出し続けるためには、心身ともに健康である必要がありますし、そのためには生理的現象でもある「睡眠」は非常に重要なのですね。

もし、このブログをご覧の皆さんで「4時間くらいしか寝ていない…」という方、是非今日の夜から早めに就寝するように意識をしてみてください!
ストレスがあったり、身体が心地よく疲れていないと、眠りの質も悪くなります。
お心あたりのある方はスポーツをされることをおすすめします!

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就業者の平日の睡眠時間、4割超が6時間未満

IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京・港)がまとめた調査で、4割以上の就業者の平日の睡眠時間が6時間未満であることがわかった。
睡眠の悩みがない人は2割にとどまり、眠れない原因として「仕事の悩みがある」が多数
を占めた。
同社は今回の調査をもとに、芳香剤の設置やリラックス法の提示などを通しホテル運営に生かしたいという。

就業者の平均時間は4時間以上6時間以下が全体の43.0%を占めた。4時間未満も3.7%あった。
一方、6時間以上8時間以下は50.2%。8時間以上は3.1%だった。
睡眠に対して悩みを持っていないのは2割。悩みの内容では「昼間でも眠気に襲われる」との回答が38.3%で最も多かった。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/index.cfm?i=2008052708682b4
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