« ■認可保育所選びが自由になる一方で… | トップページ | ■学生が企業のWLB度をチェック!(埼玉) »

2008年5月15日 (木)

■競争力の上昇

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日の日経新聞で、日本の競争力がわずかに上昇した、という記事が掲載されていました。
今日はそちらのご紹介です!

記事によると、スイスの有力ビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所)が、15日に発表した「2008年世界競争力年鑑」で、日本の順位が昨年の24位から22位に上昇した、そうです。

IMDは55カ国・地域の「マクロ経済」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4分野、331項目の統計や聞き取り調査の結果を集計し、競争力を示すランキングを作成しているそうです。

今回の年鑑の中で、日本の総合順位の上昇につながったのは、前述の4分野のうち「ビジネスの効率性」と「インフラ」の2分野が影響をもっているようです。

昨年の27位から24位に順位が上昇した「ビジネスの効率性」に関する調査項目では、「消費者の満足度」が1位、「従業員の訓練」が3位に。
昨年の6位から4位にあがった「インフラ」では、「中等教育の就学率」「平均寿命」が1位だったほか、「企業の研究開発支出のGDP比」や「特許の生産性」でも3位、と「知的インフラ」への評価が高かったそうです。

確かに、順位の高い項目については納得がいきますね!

一方で、「マクロ経済」の分野では、22位から29位と順位を大きく後退させています。
外国人旅行者の消費を示す「旅行収入のGDP比」はなんと、最下位の55位だとか。
日経新聞では、「経済規模に比べて、ヒト、モノ、カネの海外との行き来が低迷している実態を示した」としています。

この記事を読んでいて、「1989年に首位を占めた」という点が非常に印象的でした。
この20年、おそらく日本は少しずつ順位を落としてきたのでしょう。
「少しずつ」というところが、成長が鈍化している事実に気付きにくい状況を生み出していたのかもしれません。
「日本は世界に誇る経済大国だ」と教えられてきたように思うのですが、どうやらそれも改めなければならないのか、と少々残念な気持ちにもなりますが、こうした指標・順位の現実を受け止めて、ワーク・ライフバランスによって、日本企業ひいては日本社会の競争力を高めていかねば、と気持ちが引き締まりました。

ちなみに、、、今回の発表によると、
第1位はアメリカ、第2位はシンガポール、第3位は香港、第4位はスイス、第5位はルクセンブルク、第6位はデンマーク、スウェーデンは第9位、ノルウェーは11位と「ワーク・ライフバランス先進国」は上位に位置しています。
第13位に台湾、第17位に中国、第19位にマレーシアとアジア各国も日本より上位に位置づけられていました。

|

« ■認可保育所選びが自由になる一方で… | トップページ | ■学生が企業のWLB度をチェック!(埼玉) »