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2008年5月 8日 (木)

■「ワーク・ライフバランス」は誰のもの?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日は介護に関する話題です。

「ワーク・ライフバランス」というと、「育児に携わる人だけに関係すること」と思われることが多いのですが、実はそうではありません。
(こちらのブログをいつもご覧いただいている方にとっては、何度も、のお話ですみません…少しだけお付き合いください♪)

実は「ワーク・ライフバランス」は全ての人に関係することなのです。

団塊世代の皆さんが一斉退職する時期を迎えていますが(いわゆる「2007年問題」です)、あと10年、15年もするとこの方々が今度は「要介護世代」に入ってきます。
そうなると、どなたが介護をするのでしょうか?・・・と考えると、介護に携わるのは団塊ジュニア世代、つまり今30~40代の皆さんなのです。

今、「育児休業は男には関係ない」「子どもがいないから無関係」と思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、「介護」のことを考えるとそうもいっていられないのです。

国は今、「家庭での介護」を進めていますので、介護施設はもちろん満員という状況になります。
つまり、施設に預けて自分では介護に携わらない、という状況ではなくなり、ご自身で介護をする可能性はずいぶんと高くなるのです。

しかも、介護を分け合えるパートナーがいればまだよいのですが、団塊ジュニア世代は未婚の男性の率も非常に高いといわれています。
兄弟も少ない世代で、一人っ子という方も少なくありません。
もし、「一人っ子」で「パートナーがいない」という方は、10年後、ご両親の介護の問題が直接肩にのしかかってくるのです。

さらに、団塊ジュニア世代の場合、男性の方が多く企業で働いていますので、男性が介護に直面して会社を休業する、という状況も普通にありうること、になるのです。

こうした社会的背景から、企業では「育児で休業する女性」よりも「介護で休業する男性」のほうが多くなる、ともいわれています。

今、「育児休業明けの女性は使いづらい」だとか「評価は低くて当然」といわれている職場があったとすれば、10年後、男性社員が「介護」に直面したときにもまったく同じことが言われてしまうことになります。
そんな職場で、果たしてモチベーション高く仕事が続けられるでしょうか?
(しかも、10年後ですから管理職クラスにまで昇進している方も多いと思います。)

こうした10年後、15年後に迫りくる「もう一つの『2007年問題』」(←弊社の造語です!)に対して今から対策を打っておくことがとても重要になります。
そういった意味から「ワーク・ライフバランス」は全ての人にとって関係のあることで、「明日は我が身」なのです。

弊社代表 小室の講演でもこうしたお話をさせていただいております。
(私がお話をさせていただくときも「もう一つの『2007年問題』」には必ず触れております。)
「ワーク・ライフバランス」が自分のことである、と1人でも多くの方に感じていただきたい、と思っています。

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