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2008年4月17日 (木)

■勤務医に短時間雇用制

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

少し前の話題になりますが、先月3月21日、厚生労働省は勤務医の労働状況を改善するため、短時間の労働でも正規の雇用扱いになる制度の導入を求める通知を全国の都道府県知事に出しました。

このブログでも何度か触れさせていただいている医療現場のワーク・ライフバランスについて、こうした具体的な動きが見えてきたのは大変嬉しいことです。

この制度の導入の背景には、全国的に勤務医不足が叫ばれる中、女性医師などが働きやすい労働環境を整え、出産後の離職などを防ぐことにあります。
フルタイムより労働時間が短く、残業のない勤務形態を想定しており、働いた時間に応じて給料を受け取り、社会保険も適用されるそうです。

すでに大阪厚生年金病院で導入例があり、女性医師が短時間で正社員として働けるようにすることで、離職を防ぎ、復職を促す効果が上がっているとか。

厚生労働省によると、全国の産婦人科と小児科で医師が不足する事例がめだっているそうですが、これらの科は比較的女性医師の割合が高いのが特徴で、離職を防げばそうした医師不足の状況も改善されるのでは、と予想しているとのこと。

もちろん、こうした制度の導入など、短時間しか働けない状況の人を支援する方法もとても大切ですが、やはり気になるのはそうした事情がない医師が長時間労働をしているという実態ですよね。。。
私たちの健康・安心には欠かせないサポーターである医師が、過酷な状況・健全でない状況で勤務をしていることを考えると、心も痛みますし、不安にもなります。
医師の数や業務内容の高い専門性などから、一般企業以上に一朝一夕では解決されない問題ですが、少しずつそうした状況が改善されるといいな、と思います。
(そのためには、医療業界にも「ワーク・ライフバランス」の意識を持っていただくべく、私どもも頑張らなくてはいけないですよね!)

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