« ■かっこいいパパのロールモデル | トップページ | ■裁判員制度の開始に伴って(日産自動車さんの例) »

2008年2月19日 (火)

■保育ママ事情

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日の日経新聞夕刊の記事に、「保育ママ なぜ増えない」という記事が掲載されていました。
「保育ママ」とは、自宅で3歳未満の乳幼児を預かり家庭的保育をしてくださる方のことをいいます。
出生率が高いフランスなどで共働き家庭の子どもの保育先として定着していて、日本でも少子化対策の一つとして普及を目指しています。

実は私の子どもも、ご縁があって「保育ママ」さんに見ていただいています。
(やはり保育園は満員で、預かっていただくまでは両親の手などを借りたり、とやりくりをしていました。)
実際にお願いしてみて「家庭的」であることのよさ、を実感しています。
一方で、3歳になったら保育園へ移らねばならず、現状の保育園事情を考えると早めに移らねばならないのかもしれない、という危機感も感じています。

日経新聞の記事でも、私の悩みとまったく同じケースが書かれていました。
でも、保育園には空きがなく、入れるときに入っておかねば!と思っている方も多いようです。
個人的には、1歳を過ぎてお友達をたくさん作って楽しむことができるようになったら、保育園のほうが子どもにとっても楽しいのかな?と考えたりもしていますが、
その一方で、とても素敵な「家庭的な雰囲気」の中で幼少期を過ごすという選択肢もいいのでは、と思ったりもして、非常に悩ましいところです。
(・・・まだ、4月から保育園に入れるかどうかは決まっていませんが…)

「保育ママ」さんがいいか、保育園がいいか、という議論は、ご家庭の方針などによっても異なるでしょうから脇に置いておくとして、
保育園でも保育ママさんでも、子どもをきちんと預かってくれるところ、を増やしていくことは今後も重要な課題だと思っています。
保育ママさんの増えない理由は、報酬面と資格面だ、といわれています。

06年の時点で、国の補助を受けて家庭的保育事業を実施する市区町村は全国13箇所のみ。
保育ママは105人、利用した子どもも319人にすぎないそうです。
自治体の単独事業でも、保育ママは926人、利用児童は1405人にとどまっています。

しかも、これだけ「少子化」が叫ばれているのに、国の08年度の予算はたったの約7億3千万円!
(この数字、今年度の3倍強だそうですが、国をあげて「少子化」と叫んでいるわりには、少額なのでは…と思います。)
保育ママさんの主な収入は自治体が支給する委託料ですが、子ども1人につき平均10万円(京都市の場合)だそうです。
また、金銭的な補助はもちろんですが、保育ママさんの精神的な補助も重要です。
ご家庭の中で預かってくださるわけですから、情報提供などを行政から積極的にしてさしあげないと、不安を感じられることも多いのではないでしょうか。
川崎市では、保育ママ一人ひとりに「連携保育所」を割り当て、保育園の延長さんや保育士との情報交換や交流保育を実施しているほか、休暇や緊急時の代替保育も任せられるそうです。
通常の企業や保育園だったら、それほど大きな問題と捉えられてこなかった「休暇」や「代替要員」のハードルが裏側には存在しているのですよね。

私は保育ママさんから教えていただくことがたくさんあって、毎日感謝をしながらお願いしています。
子どもも「マミー」が大好きで、おうちの門の前からおおはしゃぎ、なほどです。
保育ママさんからは「いつも笑顔をもらって癒されているのよ」という言葉をいただいています。
そんな言葉をいただけて、私も安心してお願いして仕事を頑張ることができます。
こんなよいスパイラルが、日本全国に広がっていくといいな、と思います。

|

« ■かっこいいパパのロールモデル | トップページ | ■裁判員制度の開始に伴って(日産自動車さんの例) »