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2008年2月 1日 (金)

■残業時間と生産性

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日こちらのブログでも日本経団連労使フォーラム御手洗会長基調講演で「ワーク・ライフバランス」について触れられていた、とご紹介しましたが、日本経団連と日本労働組合総連合会との懇談会でも、多様性(ダイバーシティ)やワーク・ライフバランスについてテーマにのぼっていたようです。

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連合との懇談会 -春季労使交渉めぐる諸問題で意見を交換

(略)
意見交換では、連合側は春季生活闘争の最大のポイントとして、「生産性三原則に基づく積極的な成果配分の実現」を挙げ、そのために、
(1)労働分配率の反転
(2)労働者の組織化と処遇改善
(3)中小地場産業も含めた中小共闘の強化と底上げ
(4)セーフティネットとしての最低賃金の引き上げ
(5)働き方の改革の推進
――などに取り組むとの考えを示した。
また、今次春季生活闘争の焦点は「時間外休日労働の割増率」であるとして、「共闘組織を立ち上げながら、割増率のグローバルスタンダードをめざす」と述べた。
(略)
さらに、労働力人口減少への対応の観点から、「若者、高齢者、女性などを労働市場に取り込むために、働き方の多様性を進めなくてはならない」などの意見が出されたほか、今後の人事・賃金制度のあり方として、「高齢者を処遇する上でも仕事別・役割別賃金の確立は非常に重要である」との意見が出された。

なお、連合が共闘組織を立ち上げた「割増率の引き上げ」の主張については、これに反対する立場から、「むしろ短時間の残業を奨励する結果になる可能性が非常に強いということを危惧している。それよりはワークスタイルを変える、結果的にワーク・ライフ・バランスを実現するということが理想ではないか」との意見が出された。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2008/0131/01.html

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「ワーク・ライフバランス」が生産性につながるテーマであることは、会社側も組合側もベクトルは一致している、というように思います。
今後はそれに向けた具体的な実現方法がより議論されるのではないでしょうか。

特に「残業時間の削減」については様々な角度から議論がおこりそうですが、あくまでも「生産性を図るひとつの目安」である、と思います。
また、仕事の配分や評価のシステムなどとも密接に関係がありますので、多方面から意見交換をして、日本らしい仕組み、を作っていく必要がありますよね。

私どもも企業様とご一緒に残業時間の削減や評価システムの改革などをお手伝いさせていただいておりますが、どの企業様にもこれまでの歴史、独自の考え方があり、そういった背景を最大限活かすにはどうしたらいいのか、研究する日々です。

「わが社ではこうした事例がある!是非取材してほしい!」といったお声がありましたら、是非お知らせ下さい♪

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