« ■ファミリー・フレンドリー企業 | トップページ | ■OECDが日本に生産性向上などを勧告 »

2008年1月24日 (木)

■仕事のデッドライン、ひいていますか?

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

今日はオススメ書籍のご紹介です。


デッドライン仕事術 吉越浩一郎 著(祥伝社新書・777円)

皆さんは毎日どのようにして仕事を進めていますか?
・・・と聞かれて、ふと考えると「うーん、よくわからないまま進んでいるような・・・」と思われる方も多いかもしれません。
吉越さんは「すべての仕事に締切日を入れよ」と指摘します。
そんなことは当たり前!と答えられる人は、かなり仕事のできる人かもしれません。
「頭ではわかってはいるけど、なかなか実行できない…」と思われる方のほうが多いのではないでしょうか?

吉越さんは、ノー残業デーや禁煙制度などユニークな施策をうってきたトリンプの前社長です。
吉越さんは、日本の工場の生産性は世界でも群を抜いているけれども、その一方でホワイトカラーの生産性はとても低いと指摘しています。
(弊社でも講演会やセミナーなどではその事実をデータをもとにお伝えしています。)

その原因は、工場の仕事は締切が厳格であり、かつ各人の仕事の進捗(しんちょく)状況も一目瞭然(りょうぜん)であるのに対して、デスクワークの締切は曖昧(あいまい)なことが多く、それぞれ何の仕事をしているのかもわかりにくいところにある、とおっしゃっています。

確かにそうかもしれません!
工場での仕事で締切が曖昧だったら、いつになっても製品は出来上がってこないかもしれません。。。
かつて製造業が産業のメインだった時代には、自然と規律があり、デッドラインが引かれていたのですね。
産業構造が変化し、アイデアや発想力がものをいう時代になった途端に、そのデッドラインが曖昧になってしまったのかもしれません。

吉越さんはこの本のなかで、そうした曖昧さを改善するもっともシンプルな方法は、「仕事」にも「働く時間」にも「締切」を設定することだ、としています。

「なるべく早く」、「来月中旬頃」といった曖昧な頼み方をせず、仕事にはすべて「日付」で締切を入れていく。
ダラダラ残業せずに、毎日、「今日は何時には帰る」とお尻の時間を決めて働く。
この2つを実行するだけで、効率も業績もアップするのは、19年連続で増収・増益を達成したトリンプさんが証明していますよね。

そして、このデッドライン仕事術は、自分の仕事の管理だけでなく、部下の仕事にもしっかりと「締切日」をつけ、それを「会議」で管理していくという、「部下を動かす」にも最適の手法なのです。
会議が無駄なのではなく、無駄な会議が多いのであり、本当に有益な会議のやり方、進め方についても、解説されています。

大変わかりやすく、また、耳の痛いことも掲載されつつ、でぐいぐい引き込まれて読んでしまいます。
「最近、なんだか残業が多いなぁ」「もっと効率よくできる気がするんだけど」と思っている方、是非手にとってみてください。

吉越さんの本ではまた別のオススメもありますので、それは改めてご紹介いたします♪

それにしても、育児などをしていますと、時間には限りがあることを痛感する日々です。。。
今日もお迎えの時間まで、全速力で駆け抜けます!(笑)

|

« ■ファミリー・フレンドリー企業 | トップページ | ■OECDが日本に生産性向上などを勧告 »