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2007年12月19日 (水)

■転勤なんて怖くない!(帝人グループ)

こんにちは、株式会社ワーク・ライフバランス 事務局の大塚です。

先日から「第2回にっけい子育て支援大賞」を受賞した企業の取り組みをご紹介しています。
本日は、「配偶者の異動に配慮。現地で仕事を確保し極力、一緒に転勤させる」といった取り組みが受賞理由となった帝人さんの取り組みのご紹介です。

帝人さんでは配偶者が転勤する場合に、同じ地域に一緒に転勤できる制度を導入しています。
転勤先に適した業務があることが条件になるそうですが、すでにこれまで十件程度の実績があるとか。
妻が仕事と子育てを両立したくても夫の転勤で仕事をやめざるを得なかったり、逆に妻が仕事を続けたければ、夫が単身赴任しなければならないケースが依然として多いなか、この制度はこうした課題を解消することが可能で、他の企業にも参考になりそうですね!

帝人さんでは、社員が仕事と子育てを両立させ、長く働き続けられるように、このほかにもユニークな制度を運用しているそうです。
その1例が、育児休業を取得することで昇進などが不利にならないように、育休直前の考課結果を保障すること。
この制度により毎年数人の社員が昇進しているそうです。
この制度が機能することで、育休取得者に対する間接的な差別を防いだり、精神的な抵抗・負担を軽くすることが可能となりますので、今後、男性社員の育休取得の増加にもつながりそうですよね!

このほかにも、主人が海外に転勤に同伴するためいったん退職した方が、再雇用制度(結婚・出産・育児・介護・配偶者の転勤などのやむを得ない理由で退職した社員に限定して復職が可能になる制度。ネーミングも素敵で「ハローアゲイン」制度というそうです。)を活用し、元の職場に復帰したそうです。
給与や職制は退職前と全く同じとのこと。
この方は、退職前には、「仕事が好きで、このまま続けたい」と夫が単身赴任することも考えたそうです。
ただ、お嬢様が1歳で育児に手がかかる時期だったこともあり、一緒に行くことを決意。

海外滞在中は将来の職場復帰を視野に、現地の大学で医療品の市場調査などを学び、MBA(経営学修士号)を取得されたそうです。
「1度退職してしまうと、再就職はなかなか難しい。制度のおかげで安心して辞めることができ、育児に専念する時間も与えてくれました」とおっしゃっています。

ご担当者様も「配偶者の転勤など、やむを得ない事情で退職する社員もいる。働く意欲がある人を失うのは企業としてももったいない」と制度の効果を語っていらっしゃいます。

http://job.yomiuri.co.jp/news/special/ne_sp_07070901.cfmより一部引用)

「仕事」に「生活」をあわせるのではなく、「生活」に「仕事」をあわせることで、働く本人のモチベーションを高め仕事の効率・成果をあげることにつながる、このことこそが、究極的な「ワーク・ライフバランス」なのかもしれません!

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